打楽器のパート割2014年5月26日

仮に、トランペットが、
・ファースト(1番)
・セカンド(2番)
・サード(3番)
と三つのパートに分かれていたとします。
奏者は3人必要になります。

3人以上いるなら、
被せて演奏することになります。
もしも7人の奏者がいるとすると、
・ファースト×2人
・セカンド×2人
・サード×3人
という具合でしょうか。
(別の割振り方法もあるでしょうが、一例として…)

逆に2人しかいないとなると、
一パート欠けてしまうので大変!
何とかエキストラ出演してくれる人を臨時にお願いすることになります。

しかし、エキストラさんが見つからないと、
泣く泣くサードを割愛するかも知れないし、
他の楽器との兼ね合いを考えて、
曲の箇所によってはセカンドを割愛するかも。
いずれにせよ、編曲をやり直さないといけないことになります。

※※※

ありがたいことに、
現在のせせらぎでは管楽器のエキストラを頼むことは激減しました。
なんとか楽団員で音の遣り繰りができるようになりました。

が、今でも難しいのが打楽器です。

今回も、管楽器奏者の中から応援に行ってもらったり、
エキストラの方にお願いしたりして、
何とかパート割できつつあります。
ありがとうございます。

※※※

管楽器なら、
先述のように一つのパートを複数人で演奏することができます。
管楽器の場合、
各自が楽器を所有していることを前提に入団していますから。

(音を合わすのが大変になるかも知れませんが、
 打楽器から見れば「贅沢な悩み」かも)

が、打楽器の場合、
個人所有を前提とすることはできません。
楽団所有の楽器もあれば、
そうでないものを個人で補完し合ってなんとか遣り繰りしています。

人手が余っているからと言って、
シンバル×5人、という訳にはいかないのです。
何せ、楽器がありませんから。

一度、打楽器に人が多過ぎて、
「降り番」ばかりできてしまうという「贅沢な悩み」を味わってみたいものです。