アンセルメ&ボストン響のライブCDを聴く2014年5月23日

ふらっとJEUGIAに立ち寄ったら、
エルネスト・アンセルメ(1883-1969)の指揮する
ボストン交響楽団のライヴCDが売られていました。

「これは珍しいCDやなぁ~」ということで、
早速買って聴いてみました。
なんと素晴らしい音楽!

私はこれまで、
アンセルメの指揮するスイス・ロマンド管弦楽団の演奏は素敵だけれども、
アンセルメの指揮する他のオーケストラの演奏、
また、
他者の指揮するスイス・ロマンド管弦楽団の演奏に、
ガッカリさせられることが多かったのです。

しかし、アンセルメ&ボストン響はナイス・カップリングやなと思いました。

アンセルメ&スイス・ロマンド管の魅力は、
なんといっても、
そのやわらかい音色にあると思うのです。
それに勝るとも劣らない音をボストン響が聴かせてくれていると感じました。

録音自体は凄く古い感じです。
久しぶりにレコードを聴くような、
あるいはカセット・テープを聴くようなノイズも乗っかってますから。
でも、そんなの気にならないのです。
むしろ時代を感じさせてくれて嬉しくなりました。

もしかすると、
シャルル・ミュンシュが常任指揮者としてボストン響を薫陶していた時代とも重なるのかな?

いやぁ~、いいCDと巡り会えました。