連休なんて嫌いだ!2014年5月4日

毎年、その年の最終練習に出席できた例がありません。
年末年始の長期休暇を前にして、大量の仕事をこなさねばならず、
定時で終わることができないからです。

そんなに詰め込んで仕事するくらいなら、
連休中でも出勤して少しずつ片付けたい、
と私は思います。
休日の職場はとても静か。
電話もならず、仕事がはかどります。

が、一人でコツコツ進めていく仕事ならそれもできますが、
周りの人たちと連携して進めていく仕事であるという性質上、
身勝手は許されません。
連休を楽しみたいという圧倒的多数の “ 残業派 ” の意向に屈し、
いつ果てるとも分からない仕事の渦に巻き込まれていくのです。

「くそっ、連休なんて嫌いだ!」
4連休を前にした5月2日(金)も、そんな思いを抱えながらの仕事でした。

しかし、私もそれなりの人生経験を経てきた筈。
ここで慌てたりイライラしてもはじまらない。
というより、むしろ仕事が遅くなる。
できるだけ冷静に、粛々と仕事を進めた(つもり)結果、
何とか19時までに退社でき、
スタジオに20時までに到着できたのでした!

(5月3日(土)に出勤して自分の仕事を見直したら、実は穴だらけ。
 私が脱兎の如く退社した後、フォローしてくれた方々がいたのでした。
 申し訳ありません…)

さて、5月2日(金)は『第5組曲』の練習でしたが、
前回、『シンフォニア・ノビリッシマ』の練習で口を酸っぱくして注意したことが、
なぜか『第5組曲』に反映されたのです。

というのは、
付点8分音符 + 16分音符 を演奏する際、
最初の付点8分音符がテヌートになってしまうというか、
「ベタッ」と湿った感じに聞こえてしまうことが多いので、
短めに捉えるというか、
「カラリッ!」と乾いた感じの音が聴きたいなぁ~、
と『ノビリッシマ』練習のときにお願いしていました。

『ノビリッシマ』の時はまだ身につききっていない感じでしたが、
『第5組曲』、特にその第1楽章でうまくその感じが出ていました。

次に『ノビリッシマ』を練習した際にもうまくいくかは分かりませんが、
楽しみにしておきましょう。