腰2009年3月8日
私が映画を片っ端から観るようになったのは、シネコンが登場したことに大きく依拠しています。ひとつところへ行けばなんなと上映しているので、「ほな今日はこれにしよか」と気楽に決められるのはやはり大きいです。
施設が整っているのもまたありがたい。MOVIX京都もTOHOシネマズ二条も「スタジアム型式」というやつで、後ろの席に行くほど階段状に高くしてくれているので、前の人の頭が気になりません。そして後ろに行くほどスクリーンを見下ろす位置になるので、腰も首も楽です。
今週は久しぶりにテアトル梅田で成海璃子ちゃん主演の『罪とか罰とか』を観覧。ゲラゲラ爆笑したくなる映画なんですが、周りが笑わないので私も堪えました。数回吹き出しましたが。
ここはスタジアム型式ではなく、画面を見上げる型式のミニ・シアターです。
にもかかわらずシートが割と立っており、腰の辺りのバルジもないので座るポジションが決まらず少し苦労しました。2時間モジモジ。
さてさて、腰は何をするにも肝心要といわれます。ゴルフでもバッティングでも、下半身を安定させて、その上に上体を軽く乗せる感じで、なんていうのをよく聞きます。
映画を観るときも、いい加減な姿勢でいたり足を組んだままでいると劇場を出る頃にあちこち痛みます。
そこでふと思ったのですが、みなさん、楽器を演奏するときの姿勢、大丈夫ですか?
まず腰から背筋にかけて。あんまりピンと張りすぎたり反り返ったりすると逆に力が入ってよくないですが、程よく真っ直ぐになっていることは息の通りをよくする点からも重要です。
そして見落としがちなのが、足のポジション。
スポーツにおける下半身の安定とその上に上体を軽く乗せることの重要性を先に書きましたが、楽器演奏にも共通すると思います。
足の裏をしっかり地面につけておかないと上体が支えにくくなります。
座奏だからなおさら。爪先立ちになっていたり足を組んでいたりすると、お尻や腰への歪んだ負担が大きくなり、体の痛みだけでなく音の歪みにもつながりかねません。
3/6(金)、合奏に遅れて参加。横から合奏情景を見せてもらう久しぶりの機会でしたが、そこで「おやっ」と思いました。足の位置が定まらない人が、意外と金管に多く見受けられました。
木管はそうでもなく、これまで私も気付いていませんでした。
これからは私も注意して見ていこうと思いますが、まずはひとりひとりがよく注意したほうがいいと思います。
また、プレイヤー同志でアドバイスしあっていくのがいいと思いました。