山陰小旅行 ~その1~2014年3月7日
職場の先輩 & 定年退職されたOBの方と誘い合わせて、
湯巡りの旅をしてきました。
時々、こうやって温泉に浸からないと、
どうも調子が良くないのですな。
今回のターゲットは冬の山陰地方。
島根、鳥取と巡りました。
まずは新大阪駅で集合。
「のぞみ」ではなく、
九州新幹線の「さくら」に乗って岡山駅に向かいます。
「のぞみ」の指定席は3×2の5列ですが、
「さくら」のそれは2×2の4列なのです。
まるでグリーン車のようにゆったりしています。
人気があるのでしょうね、
結構混んでいました。
それにしても、岡山って、アッという間ですな。
ここからは伯備線の特急「やくも」に乗り換えます。
岡山からは「アッという間」という訳にはいきません。
倉敷を出てからは、曲がりくねった線路を走ってゆきます。
振り子式車両なので、カーブで車体を内側に傾けながら、
高速を保ちつつ走り続けます。
先頭車両のパノラマ・シートの、
それも先頭座席を確保しておいたので、
車窓風景は抜群に楽しいです。
(まるで子供です…)
途中、備中高梁に停まります。
ここは映画『男はつらいよ』第32作 “ 口笛を吹く寅次郎 ” の舞台となった場所。
いつもはふられてばかりの寅さんが、
竹下景子さん演じるマドンナにモテモテになるお話で、
私が一番好きなエピソード。
ホームの様子は映画が撮られた頃とあまり変わっていないように感じられ、
何だかジワッとしました。
大山を右手に見ながら伯耆大山駅を過ぎると、
そこからは山陰本線です。
(晴れてはいたんですが、
雪をかぶった大山と雲との境が分かりづらかったので、
ここでの大山の写真はありません)
米子、松江、玉造温泉と過ぎて、
宍道湖が見えてきます。
「やくも」の終点は出雲市駅ですが、
私たちはその手前の宍道(しんじ)駅で下車。
木次(きすき)線に乗り換えます。