天王山に登る2014年2月27日

日曜練習の翌日は酷い二日酔い。
普段なら映画を観に行こうとするのですが、
この日は全くそんな気になれません。

ならば体を動かそう、
そうだ、
前回登ることができなかった天王山に今日こそ登ろう、
と思い立ちました。

阪急電車の大山崎駅から、
JRの山崎駅へ向かいます。
踏み切りを渡るとすぐに登山口です。

140224天王山登り口

竹田城跡に登ったときは、
石垣が残っている頂上付近までほぼ舗装路でした。
が、天王山は、
途中までは民家もあったりして舗装されているのですが、
その先は完全に山道に変わります。
結構厳しい道のりです。
油断はできません。

途中、旗立松展望台というところから、
淀川の対岸の男山方面を望みました。

140224天王山・旗立松展望台からの眺望(男山方面)

昔、秀吉軍と明智軍が激突した際、
秀吉はここまで駆け登り、
士気を高めるべく軍旗を松に立てたので旗立松というのだそうです。
初代と伝えられる松は明治中期に枯れ、
現在の松は5代目とのこと。
(上記の写真の右隅に松の囲いだけが少し写っています)

麓から約1時間で山頂に到着。

140224天王山・山頂

なぜか、標柱の周りに小石が積み上げられています。
皆さん、登頂の記念に置いていかれるのでしょうか?
どこの山でもそんな習慣があるのでしょうか?
登山やトレッキングに不慣れな私には分かりません…

昔、ここは山崎城だったそうです。
そう言われれば、何となく城郭を感じさせるような起伏があるような、ないような…

一旦、ぐるっと山奥に行くかのようなルートを辿りつつ、
西山天王山駅を目指しました。
降りも約1時間かかりましたが、
登りよりも脚にきますな。
きつい!

さて、天王山で出会った人数はたった6人でした。
殆どの行程で前にも後ろにも人がいませんでした。
時々、「ガサッ」「ゴソッ」と音がします。
「えっ、何がいるんだ?」
と肝を冷やすことが何度かありました。
が、すべて小鳥でした。。。