2月最初の練習、とちってしまいました。2014年2月8日

昨日は練習に参加できず、申し訳ありませんでした。

何を書いても言い訳にしかなりませんが、
一応、事情を申し上げますと、
ソチ・オリンピックの影響です。
その放送に関わる仕事をしておりまして…
といっても、現場仕事ではなく、
後方支援のような仕事ですが。

冬のスポーツ、特に屋外の競技は、
雪(ときには雨)の影響で進行が遅れることがよくあります。

※※※

長野オリンピックのジャンプ団体戦を思い出していただけますでしょうか。
(もちろん覚えている方は、ですが…)
あの時は、1回目のジャンプの途中で大雪。
しかも、長野の4年前、
リレハンメルの団体戦で悲劇の失速ジャンプとなってしまった原田選手のジャンプの際、
最も激しい雪に見舞われ、
またもや大失速ジャンプに。
悲劇は繰り返されるのか、と、日本中の多くの人が暗澹たる気分になったと思います。

雪がやむのを待ち、
2回目のジャンプはウエイティングとなりました。
もしかすると2回目は中止となり、
日本は1回目の4位のままで競技終了となる(順位が確定する)恐れがありました。

そうはさせまいと頑張ったのが、
日本のテスト・ジャンパー陣でした。
彼らは日本代表には選ばれませんでしたが、
試合当日の風の具合や助走路の滑り具合をジュリー(審判員)が判断できるようにするため、
開催国・日本の中から選ばれたジャンパーなのです。

ウエイトの時間に、彼らは飛び続けました。
助走路が雪で埋まってしまうことのないように。
まだまだ競技は続行可能だぞとジュリーにアピールするために。

そして雪も小康状態となり、
2回目が行われることとなりました。

原田選手の2回目はK点を大きく超える大ジャンプ!
遂に4年前のトラウマを乗り越えたのでした。
「船木、船木、、、」と原田選手が泣きながら、
日本のラスト・ジャンパー、船木選手のジャンプを見守る中、
キチッと決めた船木選手のジャンプで金メダルが決まったのでした。
日本ジャンプ陣の悲願が達成された瞬間でした。
そう、テスト・ジャンパーたちも含めて。。。

※※※

済みません、つい熱くなっちゃいました。
ジャンプ、大好きなんで…

まあ、こういう具合に競技の中断・待機・延期・順延の可能性が結構高いので、
放送もそれに対応する準備をしておかないといけないのです。

が、なかなか対応方法が決まりません。
「ソチも悪よの~(悪代官風に)」などとつぶやきながら待っていたのは午前中。
が、午後になってもなかなか決まらず、
結局、夕方までウエイトする羽目になってしまい、
それから大急ぎで対処しましたが、
練習に間に合うことができませんでした。

…という訳です。
ホントに長くなって申し訳ありませんでした。