堀川2009年5月3日
私たち吹奏楽団せせらぎは、そもそも京都市立堀川高等学校吹奏楽部のOB・O
Gが中心になった作られた一般の吹奏楽団です。
最初は「堀川吹奏楽団」と称していました。
私がこの楽団に参加した1980年代半ば、楽団発足数年という時期ですが、や
はり堀高卒の方ばかりでした。
この頃は人数も少なく、堀高卒業生を中心にエキストラを掻き集めて定期演奏会
を開催していました。
ですので、「定期」と銘打つのは非常に危うい。
今年できても、来年できるかどうか分からない。
そこで演奏会の名称を「せせらぎコンサート」にしたそうです。
「堀川」から「せせらぎ」を連想したものです。
これなら欠ける年があっても、季節がずれても心配ないということで…
私もそうであるように、他校卒業者への門戸も開いていました。
が、楽団名に「堀川」とつくからか、宣伝がうまくなかったからか、人が集まり
ません。
そこで、楽団名から「堀川」をはずし、演奏会名の「せせらぎ」を楽団名に採用、
「ブラス集団せせらぎ」に。
が、今度は何の名前かよう分からんし、木管はどこいったんや、ということで、
現在の「吹奏楽団せせらぎ」に落ち着きます。
かれこれ20年くらい経ったでしょうか。
さて、本物の「堀川」ですが、平安京造営時に作られた運河だと聞いたことがあ
りますが、ほぼ水枯れの状態となって久しい。
「せせらぎ」とはとても言えませんでした。
しかし、数年前から堀川を親水公園として復活させる計画が進み、先頃、清流が
復活したと聞きました。
そこで元誓願寺通から押小路通までの区間、「せせらぎ」の散策に行ってみまし
た。
元誓願寺を下がったところに水車があって、ちょっとした発電も行えるそうです。
子供たちは水の中を走り回っているし、飛び石もあります。
せせらぎの横の散策路、なんて楽しいのでしょうか!
これからもTOHOシネマズ二条で映画を観た帰りなんかは、ここを通ろうと思
います。