全部、やる2009年5月11日
ということで、5/6に全曲やってみました。
…昨年は『のだめカンタービレ』使用楽曲のメドレーがありました。
そもそもがクラシックの名曲・大曲。
その一つ一つだけでも大変なのに、メドレーです!
20数曲もあるのです!
数小節演奏したら、どんどん次の楽曲にシフトしていくのです!
技術的に大変なことはもちろん、
変化への対応、精神力の維持で物凄く消耗しました。
毎日歩きながら、あるいは風呂に浸かりながら、
はたまた寝ながら歌い続けて自分自身に沁み込ませました。
昨年の同時期、呑まずには精神がもたないくらいだったのを思い出します…
そう思えば、今年のプログラムは楽です。
あくまで私の立場からいうと、ですが。
『バレエ組曲「シバの女王ベルキス」』は大変ですが、
“組曲”であって、“メドレー”ではありません。
これは大きいです。
あくまでも一つの作品として捉えられるので、
イメージ・トレーニングしやすいのです。
分かりやすい例をひきますと、
第1楽章と第4楽章の終結部はほぼ同じ。
音楽の流れが勉強しやすくて助かります。
プレイヤーにとって全曲こなすのが簡単でないことは承知していますが、
大曲であるほど大局的に捉えやすいということでもあります。
しんどい、しんどいと思わず、
発想を転換してみると随分楽に捉えられると思うのですが、
いかがでしょうか?