日を追って深まる『楽隊のうさぎ』の印象2014年1月25日

小説を読んだときは、
実はあんまり感情移入できなかったんです。
中学で吹奏楽をはじめたら、
いきなり全国大会出場クラスの吹奏楽部だった、
という設定がどうもしっくり来なかったからかな。

小説の最後は、
全国大会(普門館)で演奏する『シバの女王ベルキス』。
一握りの人たちしか経験できないステージで、
これまた最高難度の『ベルキス』って!

でも、映画の吹奏楽部の設定は、
日本全国いたるところにありそうな部活の設定。
私にはこちらのほうがしっくり来ました。

吹奏楽部の顧問、森勉先生の役を、
宮崎将という俳優さんが演じています。
なんだかとても親近感がありましたが、
なんと、宮崎あおいさんの実兄だそうです。
知らなかった!

私はあんなイケメンではもちろんありませんが、
森勉先生(渾名はべんちゃん)=宮崎将さんのように振れたらいいな。
最近はそんなことをちらっと思い浮かべて練習しております。