エンド・クレジット2014年1月7日

演奏会直前の練習会場確保のため、
京都市北文化会館の抽選会に参加。

そのあと時間ができたので、
映画『麦子さんと』を観ました。

また今年も始まりました、
私の映画狂いが。
でも、きっと音楽活動に役立っているのですよ。
(なんで言い訳してるんだ?)

TOHOシネマズ二条で観たのですが、
単館系ミニ・シアターでかかるような雰囲気の映画。
TOHOシネマズ二条もMOVIX京都も大きなシネコンですが、
時々こういう良質の作品をかけるのです。
きっと目利きのいいスタッフがおられるのでしょうな。

『麦子さんと』の音楽担当は遠藤浩二さん。
テレビドラマなどの音楽担当でよく聞く名前ですが、
『麦子さんと』の音楽は本当に良かった。
特にエンド・クレジットで流れる音楽が最高でした。

ハリウッドの大作なんかで、
クレジットが延々終わらないもんだから、
ダラダラと引き延ばされた音楽を聴かされること、ありませんか?
あるいは、もうどうにもこうにも引き延ばせないからか、
二曲目が始まってしまうとか。
また、どういうタイアップなのか知らないけど、
本編の雰囲気と全く合っていない曲を聴かされるとか。

ぶち壊しだ、もうやめてくれと言いたくなります。
こんなんやったら無音のほうがずっといいと思うこともしばしばです。

けれど、『麦子さんと』のエンド・クレジットは、
映画の余韻を楽しませてくれる名曲でした。
主演の堀北真希の心情に寄り添っていました。
遠藤浩二さん、ブラボー!

あまりに気に入ったので、
ストアで早速サントラCDを買って帰ろうとしたら、
ない!
店員さんに調べてもらったところ、
そもそもサントラ盤が制作されていないらしい。
それなら仕方ないけど、
惜しいねぇ~