久々のポップスで思うこと2014年1月26日
ヤマハミュージックメディアから出版されている楽譜、
「ニュー・サウンズ・イン・ブラス(NSB)」。
毎年、約10曲の吹奏楽ポップスが発表されていますが、
昨年2013年は第41集が発売されました。
今年ももうすぐ(といっても4月?5月?)第42集が発表されることでしょう。
NSBには
『アメリカン・グラフィティ(アメグラ)』と
『ジャパニーズ・グラフィティ(ジャパグラ)』という
2大シリーズがあります。
『アメグラ』はアメリカのポップスを、
『ジャパグラ』は日本のポップス(といってもJポップとは限らない)を、
それぞれメドレーにまとめたもの。
2013年の第41集で、
『アメグラ』は23作目、
『ジャパグラ』は18作目となりました。
凄い作品群ですね。
今、せせらぎで取り組んでいるのが、
まさに『ジャパグラ』の第18作。
サブタイトルは『アニメ・ヒーロー大集合!』となっています。
アニメ主題歌(アニソン)のメドレーです。
久々にポップスを練習しているわけです。
子供の頃からアニソンをよく聴いてきました。
メロディよりも金管楽器などの合いの手が好きで、
そればっかり聴いていたような気もします。
いざ、演奏する立場になると、
この合いの手って奴が、
気持ちいいんだけど、難しくもあります。
切れ味鋭く打ち込むことができたらホントにカッコイイんだけど、
失敗するとどうしようもない。
まず、リズムですな。
一人で打ち込むものじゃなく、
楽器「群」で打ち込むのだから、
リズムが揃ってないとお話にならない。
そして、音の高さ。
全員で同じ音を打ち込むこともありますし、
和音を形成することもあります。
いずれにせよ、
指定された音をはずすと、
これまた聴けたものじゃなくなってしまう。
っていう心配ばかりして、
思い切った打ち込みができないと、
これまたビビッとした感じが出なくなってしまう。
クラシカルな作品を演奏するときも、
実は「一発勝負に賭ける」的な場面は沢山あるんですが、
やはりポップスではより顕著になりますな。
ポップス侮り難し、といったところでしょうか。