木蔭の散歩道2009年7月1日

6/28(日)、右京ふれあい文化会館の創造活動室で合奏を行いました。
本番前に広い場所で合奏する最後のチャンスでした。
いよいよ近づいてきたな、という感じです。

この日感じたことをいくつか。

まず、アタックの難しさについて。
やわらかい曲調での音の立ち上がりには、とても気を遣います。
音を出すのがコワゴワになってしまうこともしばしば。
出るべきタイミングで鳴らないこともしばしば。
しかし、あるべきタイミングで発音しないと
テンポもリズムも訳が分からなくなります。

次に、音量について。
かなり慣れてきたせいもあってか、
ついつい鳴らし過ぎになっていないでしょうか?
表に出るべきところ、裏方に回るところの
メリハリが大切だと思います。

全体練習はあと1回だけ。
あまり大きな変更は混乱の元なのでやめておこうと思いますが、
微調整はしておかないといけないな、と思いました。

さて、練習後の打楽器運搬に関わっていただいた皆さん、
暑い中ありがとうございました。
そんな皆さんには申し訳なかったですが、
花園にある右京ふれあい文化会館から
私たちが本番を行う北野の京都こども文化会館までどれくらいの距離なのだろう?
という疑問がフッと頭をかすめました。
「超高速散歩」という変わった趣味を持つ私としては
「歩いてみなくちゃ!」と思い立ったのです。
妙心寺の南側をかすめ、
花園高校を過ぎたところで北上すると、
ある団地にささかかりました。
木立が多く、まさに『木蔭の散歩道』といった風情。
ちょうど西日が街に美しいコントラストを描いています。
練習後の疲れがふっ飛ぶような気持ちよさです。
知らない道を歩いて素敵なカフェに出会ったり、
素晴らしい風景に出会ったり。
(全く突然に凄い美人とすれ違い、何度も何度も振り返ったり…)
いやいや、歩き回ることの醍醐味はまさにここにあります。

で、結局35分かかりました。
きっと3キロくらいなのでしょうね。

喉が渇きました。
ちょいと一軒立ち寄ることに。
運搬の皆さん、本当に済みません。