消えるボールペン2013年12月3日

楽譜用の筆記道具。
私の場合、
五線紙に音符を書いていくのは 2B の鉛筆、
スコアに注意書きをするのは 5B または 6B の鉛筆、
と決まっています。
間違ったら消しゴムで消して、というのが性に合っています。

楽譜を「修正」する場合はどうかというと、
大概の場合は修正「液」で消してしまいます。
(私は修正「テープ」という奴がどうも苦手なんです)
乾いたら、ペン先 0.1mm の油性ペンで直します。

では、消す作業は必要なくて、
本来書いていなければならない♯や♭を書き足す場合などはどうするか?
たとえ 0.1mm であっても、
油性ペンだと裏面に滲んでしまって使えません。
また、こういう細かい作業をするときほど、
失敗しやすいのです。
手がビビッてしまって隣の音符のタマを潰してしまったり…

そこで登場するのが、
PILOT 社製の消せるボールペン、FRIXION BALL です!
(何だかショッピング番組みたいになってしまいましたが)

今年だか去年だったか忘れましたが、
一大ヒット商品になりました。
私の勤めるオフィスでも、
ほぼ全員と言っていいくらい好んで使っています。

書き間違えたら本当に消すことができるので重宝しています。

0.5mm のタイプを使っていますが、
細かい原譜修正、
例えば『シンフォニア・ノビリッシマ』のスコア直しなんかやっていると、
いくら老眼鏡で見ながら細かいスペースに臨時記号を放り込もうとしても、
0.5mm でもペン先を太く感じてしまい、
作業が滞ってしまうのです。

もっと細い FRIXION BALL はないものかと探していたら、
「 Slim 038 」というタイプを見つけました。
0.38mm です。
これはいい!

まだ使っていませんが、
きっと威力を発揮することでしょう!

なお、毎度毎度お断りしておりますが、
私、業界の回し者ではございませんので。。。