Boogie Woogie2013年11月17日

11月15日(金)から『東京ブギウギ』の合奏を始めました。
「クリアアサヒ」のCMで使われている曲です。

そういえば、前回の演奏会では
「のどごし生」で使われている『ゲバゲバ90分のテーマ』を演奏しました。
実行委員さんはビールのCMの曲を集めているのでしょうか?
(正しくはビールじゃありませんが…)

さて、「ブギウギ」ってどんな音楽なのでしょう?
音楽辞典によると、
特徴的なベース・ラインの分散和音にのって演奏するものだそうです。

こんな風に書くと何のことやら分かりません。
が、たまたま観た映画『恋するリベラーチェ』で、
直感的に理解できました。

リベラーチェというのは、
1950年代から80年代にかけてアメリカで活躍したピアノ奏者だそうです。
日本では殆んど知られていません。
(私も映画を観るまで知りませんでした。)

映画は、リベラーチェが同性愛者であった面にフォーカスを当てています。
マイケル・ダグラス演じるリベラーチェのステージを、
後に恋人となるマット・デイモン演じるスコットが初めて目の当たりにする場面。
そのときの音楽がブギウギだったのです。

左手で分散和音を奏で、
右手で自由自在にメロディを歌います。
ああ、なるほどね、って感じでした。

ところで、リベラーチェが凄いのは、
最初、4分音符で弾いていたベースの分散和音を、
次第に8分音符、そして16分音符と細かくしていくのです。
神業や!と思いましたな。

それにしても、
マイケル・ダグラスさんはピアノを弾くことができないそうです。
にもかかわらず、ブギウギを弾くシーンでは、
ちゃんと手元も映っていました。

合成なんかしてないように見えましたが、
一体どんな撮影をしたのでしょうか?
ピアノを弾くことができないというのはウソなんでしょうか?
それとも、猛特訓して撮影に耐えるだけのプレイを身につけたんでしょうか?