俺は野球が大好きだ! ~その16~ 映画『42』を観る2013年11月5日

黒人初のメジャー・リーガー、ジャッキー・ロビンソン。
彼の背番号が「42」。
唯一、メジャー全球団統一の「永久欠番」。
彼のメジャー・デビューの4月15日には、
メジャー全球団の全選手が背番号「42」をつけてプレーします。
イチローも、ジーターも、上原も、誰も彼もが例外なく。

ジャッキーを見出したドジャースのGM、リッキーを演じるハリソン・フォードの台詞にあります、
「俺は野球が好きだ」というのが。
彼のデビューの年を中心に描いた映画『42』。
野球好きの人なら絶対観るべきです!

好きな野球が、ただ、したいだけなんだ。
だから、壮絶な葛藤がありながも、
どんな偏見にも差別にも耐えてみせる。
そんな彼の生き様が伝わってきます。

最初は黒人であるジャッキーを嫌っていたチーム・メイトも、
試合を重ねるにつれ真のチーム・メイトになっていきます。

しかし、やはりどう頑張っても彼のことを受け入れられない選手もいる。
何もかも美化してしまわず、
そんな現実も正直に描いてみせたこの映画。
私は唸らされました。

野球好きの人にはお勧めと書きましたが、
それだけじゃない、誰にでもお勧めしたい映画です。

なお、毎度毎度お断りしておりますが、
私は各業界の回し者ではありません。
ただ、映画が好きなだけ、
野球が好きなだけです。