禁煙~その2~2013年11月3日

トランペットのF地くんの禁煙が続いているようです。
いいね!

実は、私も数年前まではヘビー・スモーカーだったのです。
が、禁煙を思い立ちました。
一週間止めては我慢できずに一箱買って吸い、
ああ、こんなことじゃいかん、
再び禁煙だ、
でも二週間後にまた我慢の限界がきて一箱買い…

そんなことを繰り返しているうち、
久しぶりに吸うたばこが旨くなくなってきて、
酷いときには吐き気をもよおしたりするようになったのです。

禁煙の決意から半年も経った頃には、
体からニコチンが抜けきったような感じになり、
禁煙に成功したのでした。

年に一回くらい、呑み会でもらいたばこしても、
完全に遊びたばこで終わっています。
習慣性は完全になくなりました。

禁煙して分かったことがあります。
それは、味の違い。

ヘビー・スモーカーだった頃は、例えて言えば、
交通渋滞の絶えない都会の街中にいたようなものだったのでしょう。
が、禁煙してから四条河原町で吸う空気は明らかにまずい。
逆に、山間の空気の旨いこと、旨いこと。

食べ物も飲み物も、味の違いを感じるようになりました。

「違いの分かる男」に一歩近づくことが出来たのだろうか!
などと喜んだものです。

それと、少しずつ「寒がり」でなくなってきたように思います。

たばこを吸っていた頃は、冬になると寒くてしょうがない。
春も寒い。
蒸し暑い梅雨の時期となり、かじかんでいた体がようやくほぐれるような感覚。

ちょうど今、朝晩冷え込んできているのに、
数年前のように厚着しなくて大丈夫です。
厚着すると、むしろ暑く感じます。

たばこを吸うと毛細血管が収縮してしまうという話を聞きますが、
禁煙によって体質改善したのかも知れません。

最初に書きましたように、禁煙当初はそれなりに苦労しましたが、
今の私にとってはいいことずくめ。
F地くん、きっといいことがあるよ。