老眼鏡2013年10月7日
映画館で、洋画を字幕で観ても、
特段不便を感じたことはない。
が、手元の細かい楽譜や新聞記事を読むのが辛くなってきた。
典型的な老眼だと思われる。
だましだましで凌いできたが、
1つしかない筈の全音符が2個に見えるようになってきて、
これはもう駄目だな、と思った。
実は、家に老眼鏡がひとつある。
医院の受付なんかに置いてあるような、
ホントに度の弱い奴だ。
試しにこれをかけて楽譜修理してみると、
すごくクリアに見えるのだ。
やはり老眼であることは疑いがない。
自分の目にあった老眼鏡を作ろう。
そう決心した。
※※※
トランペットのS谷さんが百貨店のメガネ店にお勤めなので、
一度お誘いいただいたのだが、
もしかすると頻繁に作り直すこともあるかもしれないと思い、
自宅近くの商店街にあるメガネ屋さんにお願いすることにした。
ある機械を覗くと、そこには二重写しの気球の写真が。
店の人が、これをちょこっと調整すると、
あら不思議!
気球が鮮明に見えるようになってきた。
続いて、よくある視力検査の「C」を見せられた。
ダミーのメガネをかけさせられ、
レンズをとっかえひっかえされると、
これまた不思議!
ぼやけていた「C」がクリアになった。
これで私の目に合ったメガネが作れるそうだ。
あまりの手際よさにビックリした。
もっと驚いたのは、
私の目はもちろん老眼なのだが、
遠視であり、
近視であり、
乱視なんだそうだ。
長年、視力はいいものと高をくくっていた。
(睡眠不足でなければ、1.5くらい見えることもある)
それが遠・近・乱になっていたとは…
次の金曜日の合奏に間に合うかと思っていたが、
意外と時間がかかるそうだ。
その次の合奏までには何とか入手できると思う。
早く楽譜をクリアに読めるようになりたい。