映画のパンフレットを買うか、買わないか?2013年10月10日
映画がはけた後、ふと女性二人の会話が耳に入ってきた。
OLか女子大生かといった風情。
映画のパンフレットを買っても、
そのあとに入ったカフェでペラペラめくりながら映画の振り返りのネタになるくらいで、
もう二度と開くことはないよね、っていう話。
へぇ~、パンフってそんなもんなんや、
と私にとっては意外な話だった。
私は映画鑑賞後、9割以上はパンフを買って帰るのだ。
市原隼人・上野樹里主演の映画『虹の女神』(2006年)を観たあと、
時間の都合もあってパンフを買わなかった。
が、その後、ロケ地のことなどが気になり、
どうしてもパンフが読みたくなった。
仕事帰り、
もう今からはレイトショウすらもかからないという遅い時間にTOHOシネマズ二条に着いて、
なんとかパンフを買うことができたのだった。
私が必ずと言っていいほどパンフを買うようになったのは、これ以来だ。
パンフを買うだけの目的で映画館に足を運ぶのも面倒くさいので…
先述のように、どこでロケしているんだろう?
どんな監督が撮っているんだろう?
ちらっと出てきただけの俳優さん、どっかで見たことあるけど、誰だっけ?
よく分からない映画だったが、制作者の意図は何だったの?
などなど、気になることがいっぱいあるのだ。
また、映画を一回観て、それで終わり、ではなく、
パンフを読むともう一度反芻できたりする。
映画を深く味わうことができて楽しいのだ。
なお、私は映画業界の回し者ではない。