台風18号2013年9月17日

7月16日(月)未明。
あまりの風雨のうるささに目が覚め、
7月15日(日)昼間の無聊を慰めるために
映画『お葬式』を観て過ごしたことを書いたのでした。

なおも風雨は激しくなるばかり。
台風の状況を調べようと思ってテレビをつけたら、
京都・滋賀・福井に特別警報 [ 大雨 ] が発令されたとのこと。
今年の8月に気象庁が運用を始めたばかりだというのに、
あっけなく9月に発令されるとは!

命が危険に晒されるかもしれない時に出るのが特別警報だと聞いていたので、
これはヤバイことになっているなと思いました。

明るくなって映像の情報がどんどん集まりだして、
被害の大きさに愕然としました。

被災された皆さまには、
心よりお見舞い申し上げます。

お昼前。
まだ時おり雨はぱらつくし、
時々ビューっと強い風が吹いたりはしますが、
上京区はそろそろ台風の影響下から抜け出た感じ。
そこで賀茂川の様子を見に行きました。

もしも賀茂川の堤防が決壊したら、
京都市内全域を水浸しにする大災害となる可能性があります。
(賀茂川=賀茂大橋(今出川通り)より上流。
 賀茂大橋近辺で高野川と合流し、「鴨川」となる。
 淀川水系の中でもかなり上流に位置する。
 賀茂川=今出川以北で決壊した場合の浸水地域の広さは、
 あまり考えたくない広さになると思われる)

幸い、現在の堤防が切れたことはありませんが、
もし切れたらどうなるのか?
そんな状況を想像せざるを得ない川の様子の一片を報告したいと思います。

※※※

写真は出雲路橋を少し下がった(南へ行った)あたり。
増水して川幅が広く、
河川敷の足元まで水位がある感じでした。

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もう少し下がって、写真は葵橋と出町橋の間。
川の段差が作ってあるところは、
濁流の波が特に激しくなります。

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低くなっている橋の下は、
河川敷まで水が上っていて通行できません。

《葵橋の下》

《葵橋の下》

《出町橋の下》

《出町橋の下》

賀茂川と高野川が合流して鴨川となる、
今出川通りにかかる賀茂大橋に近づいてきました。
出町商店街のイベントなどが開かれたりする場所です。
河川敷を越えて、
土手の途中まで木屑等が打上げられているのが分かるでしょうか。
ここまで水に浸かっていたようです。

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賀茂大橋の上からカメラを北に向けています。
左が賀茂川、右が高野川。
2つの川が合流して、
水嵩はさらに増します。

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上の写真の、
2川合流ポイントの先端に来ました。
今度は南を向いて賀茂大橋を撮りました。
やはり、こんなに水位が上るのは非常に珍しいと思います。

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