友人の死2013年8月16日
8月11日、
勤務先の1期上のKさんが急逝した。
46歳だった。
年齢としては私より2つ下だが、
入社年度は私より1年早かったので、
あくまでも先輩である。
そんな業界である。
(私が大学入学&卒業に手間取ったため、
このような逆転現象が起こった。
ままあることだけれども)
とはいうものの、
Kさんは年上の私を何かと気遣ってくれた。
私も裏表のない性格のKさんが好きだった。
お互いに尊敬しあえる関係だったと思う。
同じ部署にいた時は隣同士のデスクで働いた。
まさか末期ガンで闘病生活を送っていらしたとは…
関連会社に出向しておられたので、
私は近況を全く知らなかった。
ガンと分かってから僅か半年での他界だったそうだ。
もう十数年前のことだが、
やはり同じ部署で働いたことのあるT君も、
20台後半、
ガンで他界している。
KさんもT君も豪快な人で、
当時カニが食べられなかった私を強引に香住の民宿に連れて行き、
新鮮な本場のカニを食べさせてくれた。
私はここでカニの旨さに開眼させられた。
KさんとT君のおかげである。
Kさん、T君、Sさん、そして私の4人でよく麻雀をした。
でも、今ではSさんと私だけになってしまった。
せせらぎ草創期の団長Mさんも、
昨年、
50台前半の若さで亡くなられた。
私に指揮者の道を拓いてくれたのがMさんだった。
友人の死は堪える。