久々に吹奏楽コンクールを聴く2013年8月8日

せせらぎに見学に来られる皆さんには、
4回は合奏に参加してもらうようにしています。
その中でお互いの呼吸を確かめるよう努めています。

どうしても吹奏楽コンクールに出たいという希望をお持ちの方がいらっしゃったら、
見学で呼吸感を確かめ合う以前のこととして、
残念ながらせせらぎとはご縁がなかったということになります。

7~8年前だったでしょうか、
吹奏楽連盟に加盟し続けるべきか否か、
楽団内で大いに議論した結果、
吹奏楽連盟から離れるという結論に至りました。

数年前に、吹奏楽連盟に戻るのもいいかも知れないという意見が出た際も、
やはりじっくり議論しました。
結果は吹奏楽連盟には戻らない、でした。

吹奏楽連盟に加盟していない、イコール、吹奏楽コンクールに出ることはできないのです。

だからといって、
吹奏楽コンクールの課題曲の楽譜を購入して演奏する、
というのまでできない訳ではありません。
今年のコンクールの課題曲は5曲ありますが、
そのうちの3番目、
岩井直溥さん作曲の『復興への序曲「夢の明日に」』を、
せせらぎの夏の練習曲として採用しています。
合奏はこれからなんですが。

私は指揮者として譜読みはしているんですが、
実際に音で聴いたことがないので、
現在、京都コンサートホールで開催されているコンクールの京都大会に足を運び、
ナマの演奏で聴いてみようと思い立ちました。

夜勤明けの8/5(月)、高校生の演奏を何校か聴かせてもらいました。
いやはや、どの学校も上手でビックリしましたな。
それでも、じっくり耳を傾けていると、
「ここは吹奏楽部って感じやな」
「ほうほう、この学校はシンフォニック・バンドっていうテイストやな」
「おう、この演奏はウィンド・オーケストラというにふさわしいがな」
などなど、
偉そうな感想を抱いてしまうのでありました。

でも、繰り返しますが、やはりどこも上手です。
感じたのはテイストの違いなのです。
私は審査員じゃないので、
点数を付けたりなどは、ようしまへん。

それにしても、
課題曲Ⅲ『復興への序曲「夢の明日に」』を演奏する高校がなかなかありません。
この曲を演奏する学校がこんなに少ないとは思ってもみませんでした。
プログラムを買えばペースが掴めるのでしょうが、
すぐに聴けると思っていたので…

ぼちぼち帰ってまおか、
と思っていたら意外にも母校が舞台に上がり、
課題曲Ⅲ『復興への序曲「夢の明日に」』を演奏するとアナウンスが!
これがまた凄い演奏で、
とても勉強になりました。

後日、情報を得たのですが、
我が母校は関西大会に進出できたとのこと。

せせらぎはコンクールとは無縁となっておりますが、
やはり母校の活躍は嬉しいのでありました。