映画『風立ちぬ』を観て、いろいろ思ったこと2013年7月30日
スタジオジブリの最新作、
宮崎駿監督の『風立ちぬ』を
公開2日目に観に行ってきました。
さすがですね!
9割方、席が埋まっていました。
日曜日ということもあって親子連れが多かったのですが、
さて、子供たちに理解できただろうか?
大人向けの作品だなぁと思いながら観ていました。
関東大震災、昭和恐慌、戦争…
きっと子供たちには難しいと思います。
大正史、昭和史が頭に入っていないと辛いかも知れません。
でも、きっと何かを感じ取らずにはいられない作品だと思います。
振り返ってみれば、
私が小学3~4年の頃に観た映画『日本沈没』。
1回観てはまってしまい、
親に頼み込んで計4回劇場に足を運んだと記憶します。
そのとき、民族離散の悲しみに浸った訳ではなかったと思いますが、
なぜか、どうしてもこの映画の世界観から離れられなかったのです。
頭で理解できた訳ではなく、何かを感じ取ったのだと思います。
子供だからといって、
分かるものだけを観ればよいのではない、
と私は思います。
そういう意味からも、
たとえ難しくても子供さんも観たほうがいいのではないかな。
この映画の評価はきっと人によって随分分かれるのだろうと想像しますが、
私は傑作だと思いました。
※※※
主人公・堀越二郎は零式艦上戦闘機、いわゆるゼロ戦の設計者です。
声を演じるのは庵野秀明さん。
『新世紀エヴァンゲリオン』の監督と同姓同名の声優さんがいるんだなぁと思っていたら、
なんと、庵野監督その人でした。
最近、au(だったと思う)のCMでよく見かけます。
これまで声も風貌も知らなかったんですが、
『風立ちぬ』をきっかけに知ることになりました。
そういえば、
庵野秀明さんといえば、
『宇宙戦艦ヤマト2199』の監督へのオファーがあったと聞きます。
諸々の事情からそれは実現しなかったようですが、
『ヤマト2199』のオープニングは庵野さんが担当されたようです。
そういえば、
庵野さんが監督した『ふしぎの海のナディア』で、
二代目ノーチラス号が出航するシーン、
ヤマトの発進シーンとそっくりやったなぁ~
きっと、オマージュなんでしょうね。
そういえば、
零式艦上戦闘機、いわゆるゼロ戦ですが、
『ヤマト』の世界では「コスモ・ゼロ」として継承されているなぁ~
そういえば、
旧日本軍の戦闘機には、
局地戦闘機「雷電」
局地戦闘機「紫電」「紫電改」
一式戦闘機「隼」
などがありましたが、
このうち「隼」が、
『ヤマト』の世界では「コスモ・ファルコン」として継承されているんだなぁ~
(ファルコン=隼)
そういえば…
あっ、
妄想の広がりはここまでにしとこ。