楽屋での過ごし方2013年7月19日
プロのオーケストラが平日19時からの演奏会を催す場合、
13時に会場入りして各自ウォーミング・アップ、
15時から全員揃ってゲネプロ、
17時から休憩、
19時本番。
大体こんなタイム・スケジュールになるのだと思います。
しっかり余裕がとってあります。
せせらぎの場合は日曜14時からの演奏会なので、
9時に会場入りして各自ウォーミング・アップ、
10時30分から全員揃ってゲネプロ、
12時から休憩、
14時本番。
なんや、せせらぎも余裕あるやん、と一見思えるのですが、
さにあらず。
9時に会場入りしてからゲネプロ開始までの1時間半、
大型楽器の搬入・組立て、受付や看板の設営、椅子並べなど、
ウォーミング・アップ以外にやることは沢山あります。
10時30分からのゲネプロ、
全員揃うことができればいいのですが、
お弁当係が抜け、
受付係が抜け、
○○係が抜け…
と、全員揃って合わすことができるのは数曲だったりします。
12時から休憩できればいいのですが、
大体12時を大きく超え、
下手すると13時くらいまでリハーサルすることもあります。
開場が13時だと言うのに!
大急ぎで昼食をとって着替えをしたら、
14時の本番突入!
よくあることです。
楽屋って何のためにあるんだろう?
たんなる着替え場所と荷物置き場なんだろうか、
と思ってしまいます。
それが今年のせせらぎコンサートのゲネプロは、
12時は過ぎましたが、
12時30分よりは早くに終えることができました。
おかげで本番までに心身ともに一休みさせることができました。
(前にもチラッと書きましたが、仮眠をとることができました)
すっきりした頭で本番を迎えることができて良かったです。
もちろん、例年よりゆったりした昼休みが作れたとはいえ、
各自の仕事のためにゆっくりできなかったという人もいることでしょう。
今後は、そういった方々も、
少しでも本番への集中力を高める、
あるいは本番のために心身を休める時間が持てるようになれば、
なお良いだろうな、と思いました。