旧友と出会う2013年7月4日
演奏会直前で詰め詰めの毎日ですが、ちょっと一息。
個人的な出来事ですが、ホッとした出会いについて書きます。
6月30日(日)に本番一週間前の合奏をして、
そのまま夜勤に突入して、
夜勤明けで『俺はまだ本気出してないだけ』を観て、
「あ~、やっぱ疲れた…コーヒー飲んで帰ろっと」
ということで大学時代にバイトしていた先斗町の喫茶店に立ち寄りました。
「おはようございま~す」
と、いつもの業界あいさつ。
するとマダムが、
「まぁ、あんた、M君が来てはるえ!」
と言われてカウンターの一席に目をやると、
小・中学校で一緒だったM君の姿があったのでした。
「久しぶりやん!」と肩を叩きあう再会でした。
小・中学校が一緒だったと書きましたけれども、
実は小学1年生から中学2年生まで同じクラスになったことがなく、
中学3年で初めて同じクラスになったのでした。
その中3でM君と意気投合した僕達は、
修学旅行の夜の演芸会で、
「カトちゃんケンちゃん」の「ヒゲ・ダンス」のものまねをやったのでした。
『8時だよ!全員集合』のドリフのギャグをご存知の方がどれだけいらっしゃるかわかりませんが、
1970年代の大ヒット番組のコントをM君と二人でマネたのです。
M君が風船にシェービング・クリームを塗りつけ、
風船を割らないように気をつけながら僕がナイフでクリームを落としていきます。
で、ぼちぼちかな、というタイミングでわざと割るのです。
もちろん、わざとらしくなく、ギリギリまで頑張った態で。
「バーン!」
拍手喝采です。
でも、僕はそこで勢い余って、
左手に持ったナイフで右手の小指を切りつけてしまいました。
血みどろになりながら演じ続け、
見かねた先生に終演後すぐ救護室に連れていかれました。
今でも僕の右手の小指には傷跡が残っています。
僕とM君のディープな縁はこれがピークだったのですが、
なぜかその後も関係が続いていきました。
ホテルマンになったM君は、
先斗町の喫茶店によく休憩しに来てくれました。
なので、
今は亡きマスターとも、
引き継いで頑張っておられるマダムとも仲良し。
せせらぎ富山出身チームを、中華料理を食べに誘ったときも、
せせらぎ大分出身チームを、ビヤガーデンに誘ったときも、
勤め先のホテルでM君は何かと心遣いしてくれました。
ホントに、ありがとね。
久しぶりに会えて、
ホントに嬉しかったな。
7月末には、
大好きな北海道一人旅に行くそうで、
ホント、羨ましいな。
帰路はトワイライト・エクスプレスが予約できたそうやん!
ホンマ、羨ましいな。
M君は今、
僕達が普段練習している、
四条大宮近辺で働いています。
普段から会いに行きたいものです。