『アイヴァンホー』に関する書物、いろいろ2013年2月20日
古本屋さんに頼んでおいた
サー・ウォルター・スコット著『アイヴァンホー』
が届きました。
菊池武一さんの翻訳。
岩波文庫の上・下巻。
上巻は1964年第1刷、1984年第15刷で、定価550円。
下巻は1974年第1刷、1984年第8刷で、やはり定価550円。
古本なので2冊セットで600円でした。
今の文庫本と違って、
文字が凄く小さいのです。
さらに改行が少なく、
文字がギッシリ詰まっていて、
なかなか前に進んでいきません。
(現在、なんとか上巻の122頁まで進んでいます)
そして、この本を手に取ると、微妙にかゆい…
久々に読むことが大変な本と出合いましたが、
なによりも難しいのは時代背景です。
そこで、巻末の訳者あとがきを掻い摘んで読んでみましたところ、
十字軍遠征とか、
リチャード獅子心王とか、
王弟ジョンとか、
ロビン・フッドとかが出てきました。
これらの言葉、
2010年のラッセル・クロウ主演、リドリー・スコット監督の映画『ロビン・フッド』
に出てきてたんちゃうかと思ってパンフレットを引っ張り出してみたら、
ビンゴ!でした。
いろいろと映画を観ておくもんですな。
このパンフも『アイヴァンホー』調べの手掛かりになりそうです。
大阪の丸善ジュンク堂に頼んでおいた
『アイヴァンホーの世界』という解説書も入手できています。
じっくり研究したいと思います。