変拍子と、そうでないところとの接続2013年2月11日
変拍子とは、読んで字の如し、拍子が変わること。
4/4拍子(4分の4拍子)が3/4拍子(4分の3拍子)に変わるのも変拍子ですが、
このパターンはそれ程難しくありません。
基準となる音符が4分音符のまま変わらないからです。
厄介なのは基準となる音符が変わる場合です。
4/4拍子から5/8拍子(8分の5拍子)に変わるケースなどです。
この例だと、
4分音符が4個ある拍子から、8分音符が5個ある拍子に変わるのです。
慣れないと結構難しい。
これを克服するための魔法なんてものはないのでは?
小さいほうの基準音符に合わす練習をゆっくりしたテンポで繰り返し、
少しずつ速くしていくという粘っこい練習法しか知りません。
上記の例だと、
4/4拍子=4分音符が4個=8分音符が8個なので、
8分音符が8個ある拍子から、8分音符が5個ある拍子に変わると捉え、
基準音符が変わらないパターンにして慣らしていき、
少しずつテンポアップして体に入れていくのです。
なかなかハードな変拍子箇所がある『テームサイド序曲』。
変拍子箇所だけ抜き出してコツコツと稽古を積んできましたが、
この曲の殆んどは変拍子ではありません。
ボチボチ変拍子箇所と通常拍子箇所を繋げてみたいと思います。
やはりスローテンポから始めて少しずつテンポアップしていくことになるでしょう。
粘り強さが肝要だと思います。