タイムスリップ2025年2月10日

練習から帰って観るのは、
NHKの『ニュースウォッチ9』と『ドキュメント72時間』と決まっているので私は観ていませんが、
先週の『金曜ロードショー』は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でした。

私は浪人生だったか大学生だったか微妙なんですが、
ちゃんと映画館で観た記憶があります。
抜群に面白い映画でした。

タイムスリップ、
あるいはタイムトラベル、
呼び方はいろいろあるかと思いますが、
時を遡る、
あるいは未来へ行く、
時間旅行の映画やドラマや小説、
面白いのが沢山あります。

思い起こせば、
私の映画狂を決定づけた作品は『ある日どこかで』でした。
『スーパーマン』で名を馳せたクリストファー・リーヴ主演、
タイムトラベルを絡めたラブ・ロマンスでした。
未だに『おくりびと』『1001グラム』とともに、
私の中のトップ3を占める映画です。

酒房「たなかや」の息子さんが貸してくれたハヤカワ文庫の『夏への扉』。
アメリカのSF作家・ハインラインの小説です。
おそらくタイムトラベルものの古典的名作だと思います。
面白かったのと、
一回では理解しきれなかったので、
短期間に二往復しました。

数年前に山崎賢人さん主演、
清原果耶さんがヒロインとなり、
現代(そして未来)の日本に移し替えて映画化もされました。

原田知世さんの『時をかける少女』も忘れられません。

『君の名は。』は男女入れ替わりがフィーチャーされがちですが、
同じタイムラインにいる男女ではなく、
数年離れての入れ替わりでした。
それが大きなドラマを生みます。
前半のラストで連絡の途絶えた原因がディザスターだったとは。
その後の転調にグイっと引き込まれていきました。

『侍タイムスリッパー』はその名の通りのタイムスリップもの。
4回観てしまいました。
日本アカデミー賞ではいろいろな部門にノミネートされたようです。
インディーズから出発した映画が、
物凄いことを成し遂げるかも知れません。

昨日、
『ファーストキス 1ST KISS』を観ました。
松たか子さん主演。
松村北斗さんもいい佇まいです。
まだ公開されて数日の映画なので多くは語りませんが、
やはりタイムスリップを題材とする映画です。
観る人によって捉え方は様々だと思いますが、
私にとっては心が軽くなる(心の重苦しさが取り払われる)感じがしました。

また一つ、
タイムスリップ名画が誕生しました。