乱視補正2025年2月2日
今の老眼鏡は三代目ですが、
一代目を作るため眼鏡屋さんに行った際、
乱視補正の眼鏡を作ることも勧められました。
子供の頃は視力が1.5から2.0あり、
大人になってからも1.2から1.5くらいありました。
そういう人が老眼になりやすいと聞いたことがあったので、
老眼鏡を作ることには何の抵抗もありませんでした。
しかし、
乱視と言われると、
ピンとこなかったのです。
楽譜に全音符が書いてあったとします。
裸眼では白玉が横に2つ並んで「〇〇」に見えたり、
数字の8を横にしたように見えます。
もちろん裸眼でも意味するところは分かるのですが、
やはり老眼鏡をかけてバッチリ見えると気持ちいいものです。
では、
遠くを見るときはどうか?
例えば、
地下鉄を待っているとき、
何気なく看板を眺めていたらフリーダイヤルが書いてあったとします。
頭の中で補正して「0120」と解釈してはいるのですが、
実際の見え方は「00112200」だったり、
それが重なり合うように見えています。
冷静に自分を観察すると、
乱視も進んでいたようです。
認めざるを得ません。
一代目老眼鏡作成の際も、
二代目老眼鏡作成の際も、
乱視補正はお断りしました。
が、
今回、
三代目にあたって乱視補正用も遂にお願いすることにしました。
出来上がった乱視補正眼鏡を初めてかけたのは、
『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』という洋画を観たときでした。
眼鏡をかけたり外したりしてみたのですが、
やはりかけた時の方が映像の輪郭がクッキリしましたし、
何より字幕が一瞬で読めてしまうので、
視線が映像に戻るのが早くなったと思います。
そう言えば、
最近は字幕を読み取るのに時間がかかり過ぎていたように思います。
この眼鏡が出来上がる前に、
『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』のリバイバルを観ました。
40周年ということで、
4K ULTRA HD化しての上映ということだったのですが、
若い頃に観た衝撃の映像の印象が全くありませんでした。
むしろぼやけて見えました。
おそらく乱視のせいです。
眼鏡ができてから観に行くべきでした。