本番を終えて2024年7月15日

7月14日(日)。
第36回せせらぎコンサート本番。

ピッコロ × 1(フルート持替)
フルート × 5
オーボエ × 2
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 9
アルト・クラリネット × 1(B♭クラリネット持替)
バス・クラリネット
アルト・サックス × 3(ソプラノ・サックス持替)
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 7(コルネット、フリューゲルホルン、エレキベース持替)
ホルン × 4
トロンボーン × 7
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース持替)
テューバ × 3
パーカッション × 6(ピアノ持替)

そして私の計57人で本番の舞台に上がりました。
予定していた出演メンバーが、
コロナでお休みせざるを得ないというようなこともなく、
欠員なしで本番を終えることができました。

(お手伝い、ご協力いただいた方々は上記に含んでいません。
あしからずご了承願います)

楽員が大勢いてくださるのは有難いことですが、
それだけに合わせる苦労もひとしおでした。

例年よりも早い時期にスコアの暗譜を始め、
合奏中の私の神経がスコアを見ることから離れ、
意識をオーケストラに向けることを心掛けてきましたが、
それでも合わないところをどう調整するか、
大変でした。

それでも、
「本番は何とかなる!」
という確信が不思議とありました。
“本番”というテンションが、
楽員の皆さんを一段上へと引き上げてくれることを、
長年の経験から知っていたからです。

とはいうものの、
“本番”だからこそ、
テンパってしまってどこかへ行ってしまう、
という経験も多々してきました。
それは奏者の皆さんに限ったことではなく、
私自身にも当てはまることです。

テンパるどころか、
本番中に睡魔に襲われて、
その楽曲を振った記憶が飛んだこともあります。

また、
暗譜した筈のスコアが突然頭から消えて、
身体が硬直したこともあります。

本番は、
やってみないとどっちに転ぶか分からないのです。

今回は良い方向に出た、
という感触があります。

右京ふれあい文化会館のホールに入ったことからして初めてでしたが、
何だかフレッシュな感覚に包まれました。

リハーサルが始まるまでに動線に従ってウロウロしてみたのですが、
迷路みたいで、
まずそれが楽しかった。

楽員の皆さんはステージ上で狭苦しい思いをしたかも知れません。
雛壇上の方々は割とゆったりしてもらえたかも知れませんが、
平場は結構大変だったと思います。

が、指揮台で聴く響きは大変良い音でした。

まず、
ベルが後ろ向きなため、
いつも「音が届いているだろうか?」と心配されるホルンの音が、
何の心配もなく聴こえてきました。

テューバの音が、
3人に増強されたということもありますが、
凄く良く響いていたと思います。

いずれもホールの音響設計に助けられたのではないかと。

様々な事柄に助けていただきました。