音源2024年12月23日
自分たちが練習している楽曲の音源。
できる限り聴かないようにしています。
イメージが縛られてしまわないように。
逆に、
聴くとなれば、
できるだけ多くの音源を聴くように努めます。
音源の数が限られることもありますが。
私が持っている『幻想交響曲』のCDは、
以下の2枚
・クラウディオ・アバド指揮シカゴ交響楽団
⇒『幻想交響曲』が聴きたいからというより、
シカゴ響の金管楽器群を聴きたくて買った1枚。
・エルネスト・アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団
⇒私が勝手に私淑するマエストロ・エルネスト・アンセルメの録音を蒐集した一貫の、
「フランス管弦楽曲集」13枚組の中の1枚。
という訳で、
特に『幻想交響曲』が聴きたくて買った訳ではありませんでした。
それでも楽曲研究の一助になります。
ただし、
これではまだまだ不足。
何せ、
高校時代の同期は、
ドビュッシーの『海』の演奏に当たり、
30~40種類の演奏を研究したと言いますから。
先日、
JEUGIA三条本店で、
日本語解説の付いたのを9枚買いました。
今のところ、
・小澤征爾指揮トロント交響楽団
・スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ指揮ロンドン交響楽団
しか聴けていませんが、
これから残り7枚もじっくり鑑賞します。
テンポ設定、
バランス、
アゴーギグ等、
何をとっても十人十色な筈です。
一つの表現に囚われないようにしたいと思います。
という演奏の上での勉強とは別に、
久しぶりに『幻想交響曲』を聴いてみて思ったのは、
「美しい!」
初めて聴いたのは中学時代だったと思いますが、
第4楽章以外は「退屈だ」というのが正直な印象でした。
年輪を経て聴くと、
実に深い味わいを感じます。