2024年04月
体調管理2024年4月29日
4月28日(日)は、
呉竹文化センターの創造活動室をお借りして臨時練習を行いました。
参加メンバーは、
ピッコロ × 1(フルート持替)
フルート × 3
オーボエ × 2
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 9
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
バリトン・サックス × 1
トランペット × 7(コルネット、フリューゲルホルン、エレキベース持替)
ホルン × 4
トロンボーン × 6
ユーフォニアム × 4(ストリング・ベース、パーカッション持替)
テューバ × 3
パーカッション × 4
そして私の計51人。
見学の方も含みます。
〈毎度の如く、昼休みの情景〉
いつもティンパニ運搬のために2トン・トラックを運転してくれるKさんが、
この日は体調不良。
レンタカー屋さんで借りてきてはくれたのですが、
一休みしてもらった方がよかろうと思い、
私が運転を代わりました。
生まれて初めてのトラック運転。
ちなみに、
私は普通免許しか持っていませんが、
「免許の条件等」欄には「中型車は中型車(8t)に限る」
と書いてあります。
8トン車の運転なんて想像もできませんが。。。
※※※
この日の京都は最高気温31℃の予想。
結果的に30.6℃だったようです。
練習会場の冷房への切り替えはGW明けだそうで、
暑い室内での練習となりました。
「暑い、暑い」という声も聞こえれば、
「どうってことない」という声も。
私自身は猛烈に暑く感じていて、
練習の続行は危険なのではないかと思いました。
予定していた全曲ぶっ通し。
結果的に実行したのですが、
休憩を長めに取ったり、
換気するなどして気温が上がり過ぎないよう注意しました。
何とか倒れる人もなく一日を終えることができましたが、
紙一重だったのかもしれません。
私が猛烈に暑く感じたのは服の着方のせいだったと思います。
ポリエステル・長袖のインナー(ゴルフ用)を着た上に、
ポリエステルのTシャツを着ていました。
腕を動かす際の「引っ掛かり」がなく、
指揮する際の運動ストレス・ゼロなんですが、
冷房の利かない室内では熱が身体に籠ることになってしまいました。
「Tシャツだけにしとけばよかったなぁ」と後悔しましたが、
いくらポリエステル製のTシャツでも、
素肌の上に直だとやっぱり引っ掛かるのですな。
難しいです。
ただ、
この日は熱中症の危険を身をもって感じることができたのは収穫です。
帰宅後、
風呂に浸かって(私は春夏秋冬、必ず浸かります)ゆっくりしたとき、
頭が痛いのと、
左足が攣っているのに気付きました。
それまでは忙しくて気付かなかったのかな。。。
翌日(今日)も休日だったので、
やっと私のスケジュールと合った『オッペンハイマー』を観に行きました。
3時間かかる大作です。
しっかり睡眠を取った上で観たつもりだったのですが、
まだ頭の痛みと左足の違和感が残ったままでの鑑賞となりました。
どうやら、
私自身が熱中症にやられていたようです。
これからいよいよ夏本番となっていきます。
音楽造りも大切ですが、
奏者の皆さんの体調の変化も見落とさないようにしないといけない、
と痛感した一日でした。
二刀流2024年4月27日
4月26日(金)は、
ピッコロ × 1
フルート × 4
オーボエ × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース、パーカッション持替)
パーカッション × 5
そして私の計39人で合奏しました。
見学の方も含みます。
私の出身高校では、
当たり前のように楽器を持ち替え、
コンバートもよく行われました。
私自身は不器用なせいかホルンしか担当しなかったのですが、
周りがそんなだから、
「二刀流」は割と身近なものでした。
※※※
余談ですが、
もともと左利きながら、
幼い時分にお箸は右に直された私は、
お料理で炒め物をする際、
菜箸を右手に持ち、
左手に木べらを持ち、
お腹でフライパンの柄を支えながら炒めます。
先生に「わっ、二刀流や!」と笑われながら。。。
※※※
せせらぎでも二刀流、楽器の持替は以前から行われてきました。
私からお願いしたケースもありますが、
殆ど自主的に持ち替えていただいています。
コロナ禍で、
それは一層進みました。
あの頃、私としては
「ない音は、ない」
と割り切って音作りしようとしていました。
が、楽員の皆さんの方から積極的に、
「あの楽器の、あの音をカバーしましょうか?」
「打楽器に挑戦してみましょうか?」
といった申し出を受け、
音作りは豊かになっていきました。
今回も、
ストリング・ベースでハープのハーモニックスに2発挑戦してもらったり、
ユーフォニアムにミュートを付けてcueを演奏してもらったりと、
いろんな音作りに挑戦していきます。
もちろん持ち替えもいっぱいあります。
今年2月に亡くなったマエストロ小澤征爾の師匠、
斎藤秀雄先生の『指揮法教程』が、
私がタクトを振る上でのベースとなっています。
その上で、
テレビで観た肩や腕周りのストレッチ方法などを参考にして、
いかに脱力して振ることができるかに取り組んできました。
力むばかりで、
なかなか脱力できないのですが。。。
野球の教則本も何冊か読みました。
特にボールの投げ方は参考になることが多く、
腕の内旋・外旋はとても重要です。
ピッチャーの自伝も読みました。
その中で特に印象に残っているのが、
メジャーで活躍したノーラン・ライアンの自伝です。
試合で最大限のパフォーマンスをするため、
その前日をどう過ごすか、
その前々日をどう過ごすかなど、
大変参考になる記述が沢山ありました。
一試合投げ切るための体力をどのようにしてつけるか?
走り込むのは大切。
筋トレも大切。
でも一番大切なのは、
当たり前のようですがボールを投げること。
試合で投げることで、
投げ切る体力がつくのだと書いてありました。
だから、
オープン戦で投げるイニング数を少しずつ増やしていって、
シーズン・インに備えるのでしょう。
吹奏楽をずっとやってきた私自身に置き換えてみると、
中学時代はひたすら腹筋運動していました。
だからといって完璧な腹式呼吸ができた訳ではありませんでした。
高校に行ってからは腹筋に費やす時間もなく、
ただひたすら吹き続ける毎日でしたが、
圧倒的に吹く体力は高まりました。
基礎体力の強化を軽視するつもりはありませんが、
やはり楽器を弾き続けることこそが、
本番に向けての最大の準備であることは間違いないように思います。
とは言え、
仕事等を抱えながらの毎日です。
ただひたすら吹き続ける訳にもいきませんから、
何らかの工夫が必要なんだと思います。
4月19日(金)は、
ピッコロ × 1
フルート × 1
オーボエ × 2
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
アルト・サックス × 2
バリトン・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 4(ストリング・ベース、パーカッション持替)
テューバ × 3
パーカッション × 4
そして私の計38人で合奏しました。
見学の方も含みます。
次の日曜練習が近づいてきました。
前回の日曜練習からの約1か月間、
第2部のプログラムを練習してきました。
今のペースでいくと1曲は零してしまいそうですが、
その曲は1月の本番で演奏経験があるので、
よしとしたいと思います。
このところ「縦の線」の一致により注力してきました。
リズム感にちょいと余裕を持たせるため、
まずはテンポを落として稽古し、
そのあとでテンポを戻してという練習を繰り返してきました。
楽曲練習の王道中の王道と言ってよいかと思うこの練習、
やはり効果は絶大です。
日曜練習に臨む準備はかなり進んだと考えています。
そんな訳で、
次の日曜練習では、
いよいよ「全曲ぶっ通し」してみたいと思います。
臨時記号2024年4月13日
4月12日(金)は、
フルート × 4
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
トランペット × 3(フリューゲル・ホルン持替)
ホルン × 4
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 3(パーカッション持替)
ストリング・ベース × 1
パーカッション × 3
そして私の計34人で合奏しました。
見学の方も含みます。
気になったのは臨時記号への対処です。
臨時に付いた#や♭は、
当該小節の当該オクターヴに対して有効。
楽典の基本中の基本ですが、
理屈として知っているのと、
実際の演奏で対処するのとは別物ですな。
楽譜に慣れ親しんでおけばそんなに難しいことではないと思いますので、
慣れ親しんでほしいなと思います。
長年、阪急電車のお世話になってきました。
今を遡ること50年以上前。
北千里に住んでいた私は、
親にせがんで阪急千里線で北千里と梅田の間を行ったり来たりさせてもらいました。
先頭車両の先頭座席を占領して。
当時は北千里~梅田間の駅名を全て覚えていました。
鉄分の多いガキだったのです。
高校時代はホルンの先生の自宅のある芦屋川に、
月イチくらいのペースで通ったでしょうか。
重いホルンを抱えて。
社会人になって、
大阪への通勤は殆ど阪急でした。
名車と言われた6300系特急に乗った時期が一番長かったと思っていたのですが、
写真の9300系の方が長かったようです。
20周年のプレートが掛かっていますし。
9300系投入当時は9300~9302の3編成しかなかったのですが、
今では9310までの11編成が運行され、
京都線の主力となっています。
6300系は改造されて嵐山線で運行されていたり、
「京とれいん」で走ったりしています。
時は流れました。
『スター・ウォーズ』『E.T.』等、
ジョン・ウィリアムズの作品を浴びるほど聴いてきた私ですが、
『ハリー・ポッター』の音楽ももちろんその一つです。
現在、『交響組曲「ハリー・ポッターと賢者の石」』を練習中ですが、
聴き馴染みのある楽曲ばかりです。
一部、「クィディッチ」のシーンの音楽など、
「聴いたことあったかなぁ~」という感じでしたが、
先日テレビで放送されたのを観て、
「そういえば、聴いたことあったなぁ~」と思い出しました。
どこをとっても美しい曲ばかりですが、
中でも、
リハーサル番号180~187の8小節間が特に好きです。
たった3つの和音しか使っていません。
そのうちの1つは1拍だけ、
残りは2つの和音がひたすら繰り返されるだけなのに、
抒情的効果が抜群です。
舌を巻いてしまいます。
スギ花粉飛散のピークが過ぎて、
今はヒノキ花粉の最盛期と言われています。
困ったことです。
今年は特に花粉が多いと言われていたので、
早めに対策を始めていました。
私の場合は薬を飲むわけではなく、
外出時のマスク・ゴーグル型眼鏡着用です。
まだ花粉症の時期が終わった訳ではないので、
こんなことを書くのは危険かも知れないのですが、
敢えて書きましょう、
今年は断然マシです。
箱ティッシュを持ち歩いたのは2回だけ。
その2回にしても、
使った枚数は1~2枚程度でした。
やはり吸い込む量を減らしたり、
目に直撃を受けないようにするのは重要なようです。
つい先ほど、
物置の除湿剤入れ替えのため、
ちょっとだけ庭に出ました。
すぐ済むのでマスクをしなかったのですが、
てきめんにくしゃみが暴発しました。
私にとってさらに重要なのが服装。
厚着し過ぎないようにすることです。
気温が高いのに冬用の衣服を着ていると、
暑さが身体に籠ってしまい、
それが原因でくしゃみが暴発することがよくあります。
「温度過敏」というらしいです。
朝はヒンヤリするのでついつい厚着したくなるのですが、
昼の温度上昇を見越してグッと我慢すると、
一日を通してアレルギー症状があまり出なくて済みます。
私は指揮者なので、
あまりしたくはないけれどもマスクをかけて指揮もできます。
が、弦楽器や打楽器を除いて、
管楽器の方はそうはいきません。
なんとかしのいでくださることを祈ります。
などと上から目線で書いていますが、
私もいつ何時あの苦しみに逆戻りするか分かりません。。。
意外にも2024年4月5日
4月5日(金)は、
ピッコロ × 1
フルート × 4
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 6(フリューゲル・ホルン持替)
ホルン × 3
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 2(パーカッション持替)
テューバ × 2
パーカッション × 4
そして私の計35人で合奏しました。
新入団の方、
見学の方も含みます。
今日のメインは『アース・ウインド&ファイアー・メドレー』
メドレーの最初に難しいのが来ると、
そこに注力するばかりで、
後半を疎かにしてしまいがちです。
『アース・ウインド&ファイアー・メドレー』はその顕著たる例で、
トップに来る「宇宙のファンタジー」に注力しがちです。
なので後半の「セプテンバー」「レッツ・グルーヴ」から練習を始めました。
それから「宇宙のファンタジー」に戻ったのですが、
割と練習してきた「宇宙のファンタジー」でも練習不足な箇所が見つかりました
一つ一つクリアしていかなければなりません。
ある一つの演奏会に、
似た傾向のものが寄り集まること、
結構あります。
私の印象に強く残っているのは、
ホルストの『木星』をやった演奏会で、
冒頭の木管の音型がよく似たスパークの『ディヴァージョンズ』をやったこと。
不思議な類似やなぁ~と思ったものです。
今回、
EW&Fの『セプテンバー』で、
アルト・クラリネットとサックスの皆さんに、
「Bring out」という指示が出てきます。
実は『ハリー・ポッター』のホルンにも書いてあります。
(アルト・サックスとテナー・サックスのCueにも)
ホント、不思議と被るのです。
この「Bring out」という言葉が気に入ってしまい、
合奏でしばしば、
「そのパッセージ、Bring outで!」
とかなんとか言ったりするのですが、
伝わっているでしょうか?
「抜け出して聴こえるように」という意味です。
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