ルーティン2023年7月11日

イチロー選手が打席に入る前、
必ず「股割りストレッチ」していたのを思い出します。
打席に入ればバットを立てて袖をたくし上げるポーズ。
このルーティンがないと、
きっと本人が気持ち悪いのでしょう。

フルートのS谷さんやF島さん、
ホルンのO竹さんのウォーミングアップを聴いていると、
決まって取り組む「ルーティン」があります。
きっといい演奏に繋げるための秘訣なのでしょう。

私はこの「ルーティン」って奴が好きです。
同じことの繰り返しは苦痛だという方も多いと思いますが、
私にとっては毎日同じことをするのが心の安らぎです。

コロナ禍で早寝早起きが習慣となってからは特にそう。

※※※

楽しみにしていた大相撲名古屋場所が始まりました。
解説者のお話を聞いていると、
「型を持っている力士は強い」
とよくおっしゃいます。
「突っ張り」とか、
「右四つ」とか。

上記は「得意の型」の話ですが、
「ルーティンを毎日嫌がらずにやり続ける力士は強い」
という話にも繋がっていきます。
「ルーティン」を粛々とこなしている力士ほど、
「型」を身に着け、
勝ち星を積み重ねて番付を上げていくものだそうです。

今場所、
3人の関脇が、
大関に同時に昇進しようかという様相を見せています。
うち2人は「型」を身に着けてい、
1人は器用ながらも「型」は持っていないと言われています。

どのような千秋楽を迎えることでしょう。

今、なぜ『フィンランディア』なのか2023年7月11日

実行委員の人たちから直接聞いた訳ではありませんが、
司会でも伝えていただいた通り、
世界情勢と無関係な筈がありません。

『交響詩フィンランディア』の最終小節の音が、
シンバルの一撃で締めくくられるや否や、
万雷の拍手を頂きました。
会場の方々と、
私たちせせらぎが、
思いを一つにした瞬間だったと思います。

得難い経験でした。