配置2023年7月10日
ホームページトップの写真を見ると、
昨年の第34回せせらぎコンサートは、
楽員の皆さんにゆったり配置してもらっていたな、
というのを思い出します。
しかし、
今回の第35回はそうはいきませんでした。
配置を考えるのも指揮者の仕事の一つですが、
音響効果よりも、
舞台から落っこちる人がいないようにするのが主眼でした。
ただ、
結果的には音響的にも良かったように思います。
特に木管楽器の音量バランスが良くなったと思います。
あれは確か5月だったと思います。
(4月だったかも知れません)
それまで第1列に座ってもらっていたピッコロ・フルート・オーボエ・E♭クラリネットと、
第2列下手寄りのB♭クラリネットとに、
場所を交換してもらいました。
「民族大移動」と称しました。
また、
ドラム・セットは平場のど真ん中に座ってもらいたかったのですが、
ちょっと上手に寄ってもらいました。
そうすることで平場の収まりが良くなりました。
雛壇についてはちょいと贅沢をしました。
尺高のトランペット・ユーフォニアムが座る壇は通常のサイズですが、
トロンボーンとティンパニの2尺高の方は奥行き7尺取らせてもらいました。
かつてこども文化会館でやっていたときにも、
ティンパニの壇は奥行き7尺にしていました。
そうしないと危険だからです。
結果、
パーカッション・メンバーが、
ドラム・セットの場所と、
他のパーカッション配置である舞台下手側を行き来するのに、
2尺高の雛壇のティンパニとトロンボーンの後ろを通行してもらうことになりました。
平場にはスペースがなかったからです。
次のせせらぎコンサートではどんな配置をすることになるでしょうか。