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Bring out!2024年4月3日

ある一つの演奏会に、
似た傾向のものが寄り集まること、
結構あります。

私の印象に強く残っているのは、
ホルストの『木星』をやった演奏会で、
冒頭の木管の音型がよく似たスパークの『ディヴァージョンズ』をやったこと。
不思議な類似やなぁ~と思ったものです。

今回、
EW&Fの『セプテンバー』で、
アルト・クラリネットとサックスの皆さんに、
「Bring out」という指示が出てきます。

実は『ハリー・ポッター』のホルンにも書いてあります。
(アルト・サックスとテナー・サックスのCueにも)

ホント、不思議と被るのです。

この「Bring out」という言葉が気に入ってしまい、
合奏でしばしば、
「そのパッセージ、Bring outで!」
とかなんとか言ったりするのですが、
伝わっているでしょうか?

「抜け出して聴こえるように」という意味です。

今年初の日曜練習2024年4月1日

3月31日(日)は、
右京ふれあい文化会館の創造活動室をお借りして、
今年初の日曜練習を行いました。

ピッコロ × 1(フルート持替)
フルート × 3
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2(ソプラノ・サックス持替)
バリトン・サックス × 1
トランペット × 6(コルネット、フリューゲルホルン、エレキベース持替)
ホルン × 4
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース、ピアノ、パーカッション持替)
テューバ × 2
パーカッション × 3

そして私の計38人で合奏しました。
見学の方も含みます。


(お昼休みの情景)

この日を目指し、
金曜練習でプログラム全曲に少しずつ当たっておき、
日曜練習で練度を上げると目論んでいました。

が、ここ2か月くらいで練習できたのは、
第1部の3曲と、
最近決まった2曲だけでした。

そんなこんなで、
3月31日はこれら5曲を中心とした練習にしました。

それぞれの楽曲を小返して、
それぞれを通しました。

5曲でこういった取り組み方をして、
私も楽員の皆さんも相当疲れてしまいました。

ただ、
残る第2部6曲も経験だけはしておきたかったので、
ひと通り練習はしました。

※※※

もう十数年前のことです。
当時の実行委員の方々のリクエストで、
日曜練習では全曲をぶっ通すことになりました。

当初、
私はこの取り組み方に懐疑的でした。
音が荒れてしまうことを心配したからです。

しかし、
何度か全曲ぶっ通してみると、
本番シミュレーションに繋がっていると感じ始めたのです。

ですので今年度も日曜練習全曲ぶっ通しをやるつもりですが、
3月31日はまだその段階ではない、
と思っていました。

と同時に、
全曲ぶっ通しの価値を再認識もしました。

※※※

個人的なことですが、
疲れて眠くなったときにどうするか?

例えば、
ピアノの稽古をしていて猛烈な睡魔に襲われたら?
指が絡まり倒して何を弾いているのか訳が分からなくなります。

そんなとき、
私はピアノを辞めて筋トレします。
目が覚めます。

それでも眠いなら、
諦めて昼寝。

※※※

日曜練習に戻りましょう。

午後2時か3時くらいまで細かい練習をしたら、
疲れすぎて細かなニュアンスを練習するのはしんどくなってきます。

それならいっそのこと、
全曲ぶっ通ししてしまった方がいいんじゃないかと。
(ぶっ通し=筋トレみたいな文脈になってますが…)

4月5日(金)からの4回の金曜練習は、
第2部6曲を中心に稽古していきたいと思います。

4月末の日曜練習はそれらを中心としつつ、
ぶっ通しも視野に入れた方がいいかな、
などと思案中です。

3月29日2024年3月29日

3月29日(金)は、

フルート × 2
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
ホルン × 3
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
パーカッション × 5

そして私の計27人で合奏しました。
見学の方も含みます。

先週金曜日はテレワークで京都に居たにもかかわらず、
仕事が忙しくて練習に行けませんでした。

仕事が忙しいを言い訳にしてはいけないとは思うのですが、
これが事実でした。

先週より今週の方が年度末の忙しさが募る筈でしたが、
意外にも早く仕事を片付けることができて、
なんとスタジオ入りは一番でした。

難しい楽曲ばかりですが、
日曜の練習はどんな感じになることでしょう。

曇り止め2024年3月19日

ひとりごとを読んだアルト・クラリネットのK.K.さんが、
眼鏡の曇り止めをくれました。

職場は今でもマスク着用がルールとなっているそうで、
上司が「これは効く!」と仰る、
お薦めのジェルタイプ。

早速、
花粉防止眼鏡(ゴーグル)に塗らせていただきました。
今日で四日目ですが、
確かに曇りません。
もちろん100%という訳にはいきませんが、
これまで使っていたものとは段違い!

この季節、
老眼鏡をかけてもマスクをしないでくしゃみ暴発に耐えるか、
老眼鏡をしないでマスク着用で細かい文字や音符に目を凝らすか、
大いに迷うところ。

老眼鏡にも塗ってみて、
老眼鏡とマスク両方しながら合奏に臨めるか、
試したいと思います。

素晴らしい曇り止めをありがとうございました。

字幕か、吹替か?2024年3月17日

『DUNE 砂の惑星パート2』の上映が始まっています。

パート1が終わってかなり時間が経ちました。
楽しみにしていたパート2。
字幕版はそれなりの回数かかっていますが、
吹替版は一日一回で、
自身の都合と合いません。
吹替で観たい私としては、
時間が合う時(週)を待っている状態です。

字幕で観るか、吹替で観るか?
好みが分かれるところだと思います。

私は元々の俳優の声にこだわりません。
音楽を趣味とするので、
あらゆる音にこだわると思われるかもしれませんが、
そこまでではありません。
むしろ字幕を読まないで済むことがありがたい。

もちろん字幕のメリットもあります。
例えば、
登場人物の名前がスッと頭に入ってきやすいこと。
外国人の名前(あるいは宇宙人の名前)って、
耳にしただけでは覚えきれなかったりするのです。
特にたった2時間の映画体験の中では。
原語の発音を聴きながら、
字幕でカタカナの名前を何度も目にするうちに、
自然と頭に入ってくるのです。
(その翻訳でいいの?と思うこともしばしばですが。。。)

現在練習中の『ハリー・ポッター』。
映画版はすべて吹替で観ました。
全作とも本を読んでから観てますので、
字幕で観る必要はありませんでした。

あの複雑な魔法界の用語を理解するには、
字幕版がいいのか、
吹替版がいいのか、
それこそ人によると思います。

『スター・ウォーズ』のエピソード4~6は一応ひと通り観ています。
すべてテレビの吹替版で。

エピソード1~3はテレビでかかっていたのを横目に観た程度で、
よく分かりません。

エピソード7~9は映画館で観ました。
もちろん吹替で。
字幕版で観たい方が多いのだと思います、
吹替はガラガラでした。

どのエピソードも、
前日譚が文章で下からせりあがってきます。
大概の方は、
英語で文字がせりあがってきた下に表示される
日本語の字幕スーパーを読んでこられたと思います。

ところが、
吹替版は前日譚の文章が日本語なのです。
日本語が下から上へせりあがっていきます。
(なのでそこには字幕スーパーは載りません)

以前にもこの稿に書いたように思うのですが、
何だか斬新でした。

2024年3月16日

3月15日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 3
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
ソプラノ・サックス × 1
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 2(コルネット持替)
ホルン × 4
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 3(パーカッション持替)
パーカッション × 4

そして私の計33人で合奏しました。

フィリップ・スパーク『ウィークエンド・イン・ニューヨーク』の練習、
継続中です。

このところメトロノームを使って縦の線合わせ(アインザッツ)に注力中。
『ハリー・ポッター』もそうでしたが、
リズムが嚙み合わないと訳が分からなくなりそう。

楽器にチューナーを取り付けている人をよく見かけます。
自由にしてもらえばいいので否定はしませんが、
より大切にしてほしいのは個人練習時のメトロノーム使用。

年齢を重ねてくるとメトロノームが邪魔になってくるとよく言われますが、
私は使うべきだと思います。
いろんなテンポ、
最低でも遅い・中くらい・速いの3段階くらいは変えてやってみる。
その上でメトロノームを使わないで、
といった工夫が必要なのでは。

カルネ2024年3月12日

カルネ?
カヌレ?

時々こんがらがるのですが、
カルネです。
志津屋さんの美味しいパン。

地下鉄四条駅には改札を出てすぐの場所にお店があります。
烏丸御池駅には構内にお店があったり、
自動販売機もあったりします。
美味しいのでついつい買ってしまいます。

そのまま食べてもいいんですが、
トースターで少し焙るとさらに美味しくなります。
マーガリンがいい具合に溶けて。。。

志津屋さんで買うパンと言えば、
これまではビーフカツサンドやオムレツサンド。
ガッツリ食べていました。

それが最近重く感じられてきて。。。
久しぶりにカルネを食べたら、
美味しいのはもちろん、
分量がちょうどよくて。

お昼に一つ食べ、
夕方まで持てばそれてよし。

小腹が空いてきたらもう一つ。
イッキに二つ食べるよりも体にいいように感じられます。

「回し者」ではないのですが、
志津屋さんのカルネ、
最近のマイブーム。

Amethyst2024年3月9日

初回を見逃すのと、
その後のリズムが掴めなくなってしまいます。

NHKの大河ドラマ『光る君へ』。
戦国時代でも幕末でもなく、
平安時代の貴族中心のドラマ。
殆ど採り上げられることのなかった時代の物語ということで楽しみにしていたのですが、
なぜだか初回を見逃してしまいました。
再放送もNHKプラスも観ないまま。
知らぬ間に遠ざかっていました。

それを引き戻してくれたのがテーマ音楽『Amethyst(アメジスト)』。
紫色の宝石の名前で、
紫式部にあやかって命名されたのだと思います。

先日、
夕方6時30分のNHK京都のローカルニュースの中で、
作曲者である冬野ユミさんのインタビューを放送していました。
紫式部も訪れたことのある越前海岸の海をイメージして作曲されたのだそうです。

私としては、
冒頭の「和」のイメージから一転、
ラフマニノフ調の憂愁に変わるところが何とも言えず好きです。

インタビューの後、
ピアノ:反田恭平さん
ハープ:朝川朋之さん
広上淳一さん指揮によるNHK交響楽団で、
『Amethyst』収録の模様がノーカットで放送されました。

圧巻でした。

アインザッツに苦労する2024年3月8日

3月8日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 2
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
ソプラノ・サックス × 1
トランペット × 4(コルネット持替)
ホルン × 3
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 2(ピアノ、パーカッション持替)
テューバ × 1
パーカッション × 5

そして私の計32人で合奏しました。
見学の方も含みます。

苦戦している『ハリー・ポッター』と、
久しぶりに『ウィークエンド・イン・ニューヨーク』を合わせました。

余裕がないと、
こんなにも縦の線が合わないものでしょうか。

なかなか難しい日々が続きそうです。

傘を取り違える2024年3月7日

雨の日、
私は蕎麦屋さんに行きません。
かなりの確率で傘立てに置いた傘を持っていかれてしまうからです。
ご高齢の方が悪気もなく他人のだと気付かずにだと思うのですが、
とにかくなくなってしまいます。

そんなこと言ってる私が、
お料理教室を出るとき、
人様の傘を取り違えてしまいました。

その日のお料理教室は、
女性が2人、
男性が4人という構成でした。
男女が同じテーブルになることはないので、
男同士でああだこうだ言いながら作業します。

約2年、
ほぼ毎週お会いするI村さん。
発音すると「K」が付くか付かないかだけの違い。
背格好も年齢も似ているI村さんと私は、
先生方の配慮で同じテーブルになることが多いです。

試食し、先生への質問タイムも終えて、
教室から出た男は私が一番目でした。
傘立ての奥に自分の傘を置いたことを覚えていたので、
何も考えずにそこにあった傘を持って教室を出ました。

自分の傘でないと気付いたのは、
傘をすぼめるときでした。
巻きつけていたら、
色も柄も違ったのです。

それにしてもそっくり。
メーカーが同じ。
長さも同じ。
柄のプラスチックカバーが取ってあって、
木製の握りの感触も同じ。
色・柄は違うのですが、
色調が暗いのは一緒。

男性は4人でしたが、
「これはI村さんのに間違いない」とピンときました。
持ってる傘まで似ているとは。。。

教室に戻るとI村さんはお帰りになられたあとでした。
私の傘は受付に預けられていたので、
I村さんは雨の中どうされたのだろうと心配になりましたが、
教室サイドが傘を貸してさしあげたとのこと。

大変申し訳ないことをしました。
私こそが高齢者でした。