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奉納演奏2023年1月3日

毎年、
「果たして、明けましておめでとうございます、なのだろうか…」
と思いつつ、
やはり
「明けましておめでとうございます」
と書いたり、
挨拶している私。

特に今年はその疑問が強いのですが…
それでも年は明けました。
2023年。
どげんかせんといけませんな。

「一年の計は元旦にあり」などと申しますが、
私にとっては1月2日に計あり。
午後2時から上御霊神社で行われる、
三味線の奉納演奏を聴くことから1年が始まります。

奏者は三宅良さん。
私の呑み友達です。

といっても誘い合わせて呑みに行くのではなく、
酒房「たなかや」でしょっちゅう会っていたという間柄。

その「たなかや」さんもコロナ禍もあって夜の営業をやめられ、
頑張って続けられたお昼の営業も終えられ、
三宅さんとお会いするのは年に一度の奉納演奏の場だけとなっています。
(たなばたみたいですね、とは三宅さんの談)

私はこの奉納演奏が楽しみで楽しみで。
三宅さんは奉納の気持ちで演奏してはると思いますが、
私としては、
私個人に向けて演奏してくれているような気がして。

今年も素敵な舞台でした。

お互い、
精進していきましょう。

年越しまで24時間を切りまして。。。2022年12月31日

『泣いたり笑ったり』というイタリア映画を観てきました。

まさしく、
映画はそうあってほしいというド直球のタイトルですが、
松竹大船調とはちょいと違ったかなと思います。

これが今年の172本目でした。
おそらく今年の観納めになると思いますので、
この1年に私が観た映画を振り返ってみますと、、、

昨年の12月に観て、
今年1月にリピートした『梅切らぬバカ』が、
やっぱり一番好きな映画でした。

これ以外にリピートした作品には、
『大怪獣のあとしまつ』
クリント・イーストウッドの『クライ・マッチョ』
がありました。

『大怪獣のあとしまつ』は特に楽しんだ作品のひとつです。

ヒロインの土屋太鳳さんが、
映画の冒頭で、
バイクで走り去って行く主役の山田涼介さんに、
「ご武運を」と静かに呟くシーン。

これまた映画のラストで、
土屋太鳳さんが、
光の巨人となって怪獣を後始末してくれる山田涼介さんに向かって、
敬礼しながら「ご武運を」と、
お腹からの発声で伝えるシーン。

この対比が一回観ただけは分からず、
二回目にやっと「そういうことか」と感じることができました。

ウルトラマン作品では全くないのですが、
『ウルトラセブン』や『ウルトラマンティガ』のテイストを纏った、
実にロマンティックな作品だったと、
私は思うのです。

その他、
今年印象に残った作品をズラッと書き記します。

『スティルウォーター』
『コーダ あいのうた』
『ドライブ・マイ・カー』
『ライフウィズミュージック』
『アンネフランクと旅する日記』
『ベルファスト』
『マイ・ニューヨーク・ダイアリー』
『マイスモールランド』
『はい、泳げません』
『PLAN 75』
『L.A.コールドケース』
『グレイマン』
『凪の島』
『さかなのこ』
『秘密の森の、その向こう』
『いつか、いつも いつまでも』
『土を喰らう十二ヵ月』
『アフター・ヤン』
『桜色の風が咲く』
『月の満ち欠け』
『ケイコ 目を澄ませて』

共感してもらえる作品はありますでしょうか?

ラストに書いた『ケイコ 目を澄ませて』の主演は、
岸井ゆきのさん。
私が観た作品では、
これ以外にも、
『やがて海へと届く』
『大河への道』
『神は見返りを求める』
『犬も食わねどチャーリーは笑う』
に出演し、
強烈な印象を残しました。

また、
『PLAN 75』に出演した河合優実さんは、
『冬薔薇(ふゆそうび)』
『百花』
『ある男』
にも出演、
やはりとても印象に残りました。

お二人とも、
かつて『フラガール』で大ブレイクした、
蒼井優さんに通じるパワーを感じました。

男性ではジョニー・デップの存在感の大きさを改めて知りました。
昨年観た『MINAMATA-ミナマタ-』に続き、
実はこれより前の作品であるらしい『L.A.コールドケース』で、
真摯に生きるとはどういうことかを教えてもらいました。

来年も映画をたくさん観て、
心の栄養補給を欠かさないようにします。

トロイメライ2022年12月28日

映画好きな私でも、
ぼちぼちアニメ映画は観るべきかやめておくべきか、
迷ってしまうような年齢に突入しております。
ってなこと言いながら、
新海誠監督の『すずめの戸締まり』は既に見終えていますし、
細田守監督の『竜とそばかすの姫』は2回観に行きましたが。。。

私が最も迷わず観るアニメーション監督は、
原恵一さんです。
『クレヨンしんちゃん』の劇場版である
『モーレツ!オトナ帝国の逆襲』
『アッパレ!戦国大合戦』
がモーレツに素晴らしかったことがきっかけです。

『河童のクゥと夏休み』や
『百日紅』も素晴らしい作品でした。

実写作品である『はじまりのみち』にも心を掴まれました。

先日、
最新のアニメ作品『かがみの孤城』を観ました。
期待に違わぬ、
素晴らしい作品でした。

謎解きの側面もあるこの作品で、
重要なファクターのひとつに、
オルゴールから流れるシューマンの『トロイメライ』がありました。

私の子供時代の目覚まし時計から流れるのも『トロイメライ』でした。
ピアノの音色ではなく、
映画と同じオルゴール音色でした。
目を覚ますような音ではなく、
二度寝を誘うような目覚ましですが、
私はこの目覚まし時計が好きでした。

が、割とあっけなく壊れてしまい、
時計は動かないし、
当然オルゴールの音もしなくなりました。

ところが、不思議なことに、
ある日ある時唐突に音が鳴ることがあるのです。
数音鳴ることもあれば、
たった一音だけ鳴って終わりということも。

「いつかまた復活してくれるかもしれない」
そう思って、
おそらく大学生になるくらいまでずっと手元に置いていたと思います。

『かがみの孤城』での『トロイメライ』は、
若くして死んだ姉が持っていたオルゴールから流れます。
私の持っていた目覚まし時計はそもそも誰が持っていたものかは分かりません。
が、姉の残してくれた夥しいピアノの楽譜の中に『トロイメライ』があります。

それを弾いてみると、
「ああ、この和音、この進行やなぁ」
と思うものの、
なんだか音が足りない気がするのです。

そんな訳で今日、
JEUGIAで『シューマン曲集』を買ってきて、
『トロイメライ』のページを開いてみると、
そうそう、
この音型です。

ただし、
かなり練習しないと弾けそうにありません。

来年のテーマがひとつ決まりました。

極寒テレワーク2022年12月23日

12月23日(金)。
年内の練習は先週に終わっているので、
今日の合奏はありません。

例年、
仕事納めの日はてんやわんやの大忙しとなります。
今年の仕事納めは26日(月)ですので、
今日はそんなに忙しくないのか?
いやいや、
年末の金曜日は油断大敵では?

そんな訳で、
始業時間よりずっと早くに仕事を始めたのですが、
まあ、
寒いのなんのって。

厚手の靴下2枚重ね。
その上からレッグウォーマー。
ブレスサーモのタイツを履いて、
コールテンのズボン。
それでも下から寒さが這い上がってきます。

寒さの中頑張って出社したほうが、
絶対暖かいですな。

そろそろ見納めかもしれない2022年12月18日

今朝ほどは大変お寒うございました。
この冬一番の冷え込みですな。
「京の底冷え」を強く感じました。

殆どの紅葉は終わってしまいましたが、
日当たりの加減からか、
今でも粘り強く残っている紅葉をちょくちょく見掛けます。

京都御苑の中、
京都迎賓館の東側の林の写真です。
朝日に照り映えていました。

2022年締めくくりの合奏2022年12月17日

12月16日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 5
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2
バリトン・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 2
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 1
テューバ × 1
パーカッション × 3

そして私の計30人で合奏しました。

見学の方々も含みつつではありますが、
演奏会直前ではない時期に30人の大台に乗ったのは、
実に久しぶりのことです。

団長が「せせらぎ人語」に書いてくれていますように、
今年は多くの新入団員を迎え入れることができましたし、
コロナ禍により参加できなくなった楽員の方々のうち、
復帰が叶った人がいたりと、
活動が少しずつ元に戻りつつあります。

今もコロナ禍ではありますが、
世の中の規制が厳しかったころには、
金曜日の集合を何か月も取りやめたり。
集まるとしても20時までに時短したり。
そして実際にスタジオに来るのが4~5人で、
合奏はしなかったり、
あるいは1回通して終わりにしたり。
一番少ない日は、
私とコンサートマスターの二人だけだったと思います。
コンマスはひたすら個人練習して、
私はひたすらスコアのコンデンス作業に明け暮れて、
20時にはスタジオを閉める。

そんな経験をすると、
30人も集まって合奏しているのは夢のようです。

まだまだこれからも規制がぶり返すかも知れませんので油断大敵ですが、
とにかく次のせせらぎコンサートに向けて練習を続けていこうと思います。

立ち上がれなくなる2022年12月13日

今年も沢山映画を観ました。
マイベストは1月に観た塚地武雅さん主演の『梅切らぬバカ』。
昨年12月にも観てリピートした作品なので、
2年間にわたるマイベストと言えるかも知れません。

つかっちゃん演じる主人公と隣に住む少年とが、
本当の友達になっていく物語。
1時間半もかからない尺なんですが、
「観てよかった~」と思わせてくれる作品。

上映後、
しばらく余韻に浸っていたくなりました。

先日、
大泉洋さん主演の『月の満ち欠け』を観ました。
観終わった後、
余韻に浸っていたいというより、
あまりに心が震えてしまって、
立ち上がることができなくなりました。
大泉洋さんに完全に感情移入してしまったようです。

私だけではなく、
殆どのお客さんが立ち上がれない状態でした。

こんな映画とは久しぶりに出会いました。

今年も残すところ2回2022年12月11日

12月9日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 3
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 2
ホルン × 3
トロンボーン × 1
ユーフォニアム × 1
テューバ × 1

そして私の計20人で合奏しました。

来年のせせらぎコンサートに向けて、
実行委員の皆さんが話し合ってくれた結果、
ほぼすべての演奏曲目が決まりました。

未だ合奏していないのが3曲ありますが、
そのうち1曲の楽譜は手配中。
配布済の2曲を、
今年の最終合奏である12月16日(金)に合わせようと思います。

そんな訳で、
ここ数週間、練習し続けてきた『富士山』を、
12月9日(金)で一旦締めくくることとしました。

何度も書いてきたように、
テンポや拍子の変わる『富士山』は、
同じテンポ・同じ拍子の箇所を流すことは何とかなりますが、
変わり目を繋いでいくのがとっても難しい。
前回まで一度も通すことができていませんが、
とりあえずの最終回である12月9日には通してみました。

これまで練習し続けてきた甲斐もあって、
合奏の最初で通し、
またラストにも通し、
計2回の通し稽古をすることができました。

これまた何度も書いてきたように、
音源を聴いて、ではなく、
自分たちで演奏してみて全体像を把握するっていうのが、
特に週に一度しか集まることのできない私たちのような演奏団体にとって、
とても大切なことだと思っています。

最初から微に入り細に入りして作り上げて、
それから通す方向に持って行くよりも、
少々雑でも何とか通す態まで持って行ってから、
時間をかけて細部を詰めていくように心掛けています。
時に、
初期段階で細かいことが気になって、
ついつい小返しし過ぎることもありますが。。。

そんなこんなで、
年が明けたら3月の日曜練習を目指し、
1曲1曲慣らしつつ、
少しずつ細部の詰めに入っていこうと思います。

繋ぐ2022年12月3日

12月2日(金)は、

ピッコロ × 1
フルート × 3
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 3
トランペット × 4
ホルン × 3
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 2(兼パーカッション)
テューバ × 1
パーカッション × 1

そして私の計29人で合奏しました。
新入団員の方、
見学の方々も含みます。

『富士山』はテンポも拍子も目まぐるしく変化します。
同じテンポ、
あるいは同じ拍子の箇所は流せるのですが、
関係性を保ちながら繋げるのはかなり困難です。

速いテンポの箇所をゆっくりやると、
遅いテンポの箇所は遅くなり過ぎる。

遅いテンポの箇所を指定通りにやると、
速いテンポの箇所が追い付かない。

そんなこんなで速いテンポの箇所を重点的に練習し、
なんとか通せるところまで持って行くのが今回の練習の主眼でした。

最終的に全曲を通すまでには至りませんでしたが、
指定のテンポよりちょい遅いテンポで、
かなりの小節を繋げることができました。
細部の仕上がりは置いといて、
割とイメージに近い繋がりになったと思います。

12月9日には、
できれば通してみたいと思います。
音源を聴いて分かったような気になるのと、
苦労して演奏してみて捉える感覚とはやっぱり違う筈ですから。

そして12月16日が年内最終。
未だ取り組んでいない新譜をやって、
年越しできれば良いかなと思います。

優勝決定巴戦2022年11月27日

大相撲九州場所。
12勝3敗で貴景勝、髙安、阿炎が並び、
3人による優勝決定巴戦が行われました。
テレビ中継では28年ぶりの出来事だと言っていたと思います。

苦労人・髙安に入れ込んでいたので、
最終的に阿炎が勝ち残っても素直に喜べませんでした。
初優勝なので喜ぶべきところなんですが、
やっぱり髙安の優勝が観たかったと、
どうしても思ってしまいます。

来場所こそは髙安の初優勝と、
若隆景の大関昇進を観たいと念じております。