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私が生まれたのは父のその時の勤務地であった博多。
お墓は能勢にあり、
江戸時代は能勢と江戸を行ったり来たりしていたらしい。
祖父が能勢から京都に出てきたのは昭和初期。
遠い祖先を遡れば東北に辿り着くと思われます。
現在の本籍地は京都。
なので鳥取は故郷ではありません。
初めて鳥取を訪れたのは2003年。
それまで縁もゆかりもなかった鳥取ですが、
以来21年、
ドはまりして何度も何度もリピートしています。
鳥取は絶妙なのです。
・温泉が絶妙
・人が絶妙
・在来線特急で3時間という距離が絶妙
にもかかわらず、
鳥取駅から温泉に直行直帰という旅を繰り返してきました。
もっと鳥取をブラブラしようと思ったのは、
コロナ禍がきっかけでした。
あの当時、
とにかくジッとしてなさい、
と言われ続けていました。
それに対する反発です。
2020年の8月、
もちろん温泉宿には泊まるのですが、
それまではただひたすら湯治していたのをやめ、
鳥取砂丘にある砂の美術館を訪れました。
同じ年の12月には、
宿を起点に足立美術館を訪れました(鳥取を突き抜けて島根まで行ってるんですが…)
それからは鳥取城跡へ行ったり、
仁風閣へ行ったり、
街ブラしたりと、
以前とは違うアクティブな鳥取の旅をするようになりました。
今回は一日目に鳥取温泉に行きました。
鳥取には駅から徒歩10分くらいの場所に温泉が湧いています。
という知識だけは前からあったのですが、
今回はじめて入浴しに行きました。
営業時間の都合上、
写真の元湯温泉というところに入りました。
銭湯ですが、
お湯は温泉なのです。
おそらく常連の方々ばかりだったと思います。
よそ者は私だけだったでしょう。
それでもゆったり楽しませていただきました。
風呂上がりの街ブラが最高でした。
風が気持ちよくて。
いやはや、
凄い映画でした!
泣いたり笑ったり、
嬉しくなったり悲しくなったり、
あらゆる感情が揺さぶられました。
もともと、
数館だけの上映で始まった自主映画だと聞きます。
とてもとてもそうとは思えませんでした。
現在では全国拡大上映になっているとの由。
監督は安田淳一さんと仰る京都の方ですが、
安田淳二さんという会社の先輩がいて、
何だか親近感を覚えます。
間違いなくリピートする一本です。
10月18日(金)は、
フルート × 1
オーボエ × 1
B♭クラリネット × 4
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 3
ホルン × 5
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 1(パーカッション持替)
テューバ × 1
パーカッション × 1
そして私の計24人で合奏しました。
先週から『Mr.インクレディブル』の練習を始めたのですが、
とても難しいです。
まず、拍子が5拍子。
普段、あまり接点のない拍子です。
転調が頻繁に起こります。
半音上がる場合が多く、
♭が一気に5つ増える勘定です。
これが数小節単位で繰り返されるところがあります。
まことにもって厄介。
ユニゾンが多いので、
音を外すとバレバレになります。
こう書いてくるとなかなか取り組むのが大変ですが、
やるしかありません。
構え方2024年10月17日
キャベツのせん切りをしていて、
包丁を持つのとは反対である右手人差し指の、
第一関節と第二関節の間を切ってしまいました。
「慣れ」が出てしまったのでしょうか。
切った瞬間に指を引っ込めたので、
傷は浅くて済みました。
お料理教室で改めて、
包丁を持たない方の手の形を教えてもらいました。
人差し指と中指の二本の指で支える、
と言うか、
沿わせるようにして包丁を運ぶとのこと。
思えば、
私は人差し指だけを突き出すようにして、
一本だけで支えていました。
そして、
軸足である左足を引く。
すると、
自然と右手の角度もつけやすく、
人差し指と中指の二本に沿わせるのも難しくありませんでした。
この体勢を取ってみて、
「ホルンの構え方の逆やん!」と思いました。
吹込管を左腕で支え、
ベルを右手で支えるのがホルンの持ち方です。
座奏の場合、
右足を広げるようにし、
その上にベルを置く方法もあります。
響きが損なわれるのであまり推奨されないとは思いますが、
長時間吹く際にはとても楽です。
が、
立奏の場合にはどこに置くこともできません。
ひたすら自分自身で支えるのみです。
私の場合は左腕が徐々に落ちてきて、
息がマウスパイプに真っすぐ入らないという欠点がありました。
体力がないのが悪いんやと思っていましたが、
右足を引く立ち方をしたらどうだったでしょう?
自然と左腕も入り込みやすく、
右腕も引きやすくなって、
姿勢を保つことができたかも知れません。
そんなちょっとした工夫があったのではないかと、
いい歳になって思います。
軽い!2024年10月14日
この三連休、
見事な秋晴れです。
昼間の気温が少し高すぎるようにも思いますが。
洗濯物もよく乾きます。
取り込む際に驚くほど軽くなるまで乾いています。
私は洗濯物を干して満艦飾が出来上がったときの達成感が好きなのですが、
取り込むのは、
そのあとに畳む作業や片付けがあると思うと、
ちと億劫になります。
しかし、
これだけ乾くと、
取り込むのも気持ちイイ。
上弦の月2024年10月11日
10月11日(金)は、
フルート × 2
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 3
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 5
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 2(パーカッション持替)
テューバ × 2
パーカッション × 1
そして私の計27人で合奏しました。
スタジオに行くときは全行程を歩きました。
京都御苑を抜けるときにはキンモクセイの香りが匂ったように思います。
中学時代にも毎日通った径。
あの頃の記憶が甘い香りとともにふと蘇ったような気がしました。
何だか胸を締め付けられるような感覚。
見上げると上弦の月がほぼ南中の位置にありました。
今日から『Mr.インクレディブル』の練習開始。
拍子・テンポ・転調など、
難しさてんこ盛り。
それなりに準備して臨んだつもりでしたが、
まだまだ不足だと痛感しました。
予告篇2024年10月10日
かつて居酒屋で映画好きな人たちがよく言っていたのは、
予告篇が一番面白くて、
映画そのものを観たらガッカリだったという話。
ちょいと映画通を気取ってません?
私自身はそこまで思ったことは滅多にありません。
まあ「滅多に」なので、
思ったこと…
もちろんあります。
先日、
テアトル梅田のことを書いた稿で、
『ぼくのお日さま』が予告篇の期待を裏切らない作品だったことを書きました。
私にとっての映画一次情報はほとんどが映画館で観る予告篇で、
今日観た『花嫁はどこ?』というインド映画も、
予告篇段階から楽しみにしていた一本。
そして予告篇からは想像もしなかった展開で、
大いにカタルシスを感じました。
大満足です。
ちなみに、
予告篇から楽しみにしていて、
その後の振り幅が私にとって最も大きかったのは、
何と言っても『おくりびと』です。
雨上がりの今朝は、
とても涼しくなりました。
今季初めて長袖を着ました。
と言っても、
昼間の暑さを見越して、
薄手で腕まくりしやすいタイプです。
久しぶりに仙洞御所の東側の小径を歩きました。
小川が流れていて、
とても気持ちのいい散策路です。
耳をすませば、
小川のせせらぎが聞こえます。
車の通行の多い寺町通りがすぐ近くだし、
そもそも微かな音なので、
実際に「音」として耳が知覚できている訳ではないのかも知れません。
けれども、
流れが光を反射している様を観ていると、
聞こえるように思うのです。
弓取式2024年10月4日
10月4日(金)は、
フルート × 2
オーボエ × 1
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 5
ホルン × 4
トロンボーン × 2
ユーフォニアム × 1
テューバ × 1
パーカッション × 1
そして私の計29人で合奏しました。
来期に向けての新譜がまた一つ配られたので、
その曲も含めての練習となりました。
細かいミスはありつつも、
充実した練習になったかなと思います。
さて、
棒を振るに当たって、
朝イチで基本練習するのですが、
その項目の一つに「平均運動」というのがあります。
「等速運動」という呼び名もあるかも知れません。
腕のスピードを変えずに振る指揮法です。
ゆえに打点が分かりにくいというのが難点です。
なので実地では、
腕の動きは等速でも、
手首だけはスナップするように気を付けます。
今朝、
「平均運動」を練習していて、
ふと、
「この動きは“弓取式”に似ている」
と思いました。
大相撲の日々の結びの一番の後に行われる儀式です。
ご覧になっている方もいらっしゃるかと思います。
あの弓のしなり具合は、
学ぶべきものがあります。
かつて梅田ロフトの地下にあった「テアトル梅田」。
閉館となってからどれくらい経つでしょうか。
先日、久しぶりに、
梅田スカイビル(空中庭園のあるツインビル)にある「シネ・リーブル梅田」に行ったら、
名前が「テアトル梅田」に変わっていました。
引き継がれたのですな。
その日観たのは『ぼくのお日さま』。
予告編の段階からとても気になっていた作品ですが、
期待通りの素敵な映画でした。
「テアトル梅田」の復活と相まって、
気持ちいい映画鑑賞となりました。
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