今年2月に亡くなったマエストロ小澤征爾の師匠、
斎藤秀雄先生の『指揮法教程』が、
私がタクトを振る上でのベースとなっています。
その上で、
テレビで観た肩や腕周りのストレッチ方法などを参考にして、
いかに脱力して振ることができるかに取り組んできました。
力むばかりで、
なかなか脱力できないのですが。。。
野球の教則本も何冊か読みました。
特にボールの投げ方は参考になることが多く、
腕の内旋・外旋はとても重要です。
ピッチャーの自伝も読みました。
その中で特に印象に残っているのが、
メジャーで活躍したノーラン・ライアンの自伝です。
試合で最大限のパフォーマンスをするため、
その前日をどう過ごすか、
その前々日をどう過ごすかなど、
大変参考になる記述が沢山ありました。
一試合投げ切るための体力をどのようにしてつけるか?
走り込むのは大切。
筋トレも大切。
でも一番大切なのは、
当たり前のようですがボールを投げること。
試合で投げることで、
投げ切る体力がつくのだと書いてありました。
だから、
オープン戦で投げるイニング数を少しずつ増やしていって、
シーズン・インに備えるのでしょう。
吹奏楽をずっとやってきた私自身に置き換えてみると、
中学時代はひたすら腹筋運動していました。
だからといって完璧な腹式呼吸ができた訳ではありませんでした。
高校に行ってからは腹筋に費やす時間もなく、
ただひたすら吹き続ける毎日でしたが、
圧倒的に吹く体力は高まりました。
基礎体力の強化を軽視するつもりはありませんが、
やはり楽器を弾き続けることこそが、
本番に向けての最大の準備であることは間違いないように思います。
とは言え、
仕事等を抱えながらの毎日です。
ただひたすら吹き続ける訳にもいきませんから、
何らかの工夫が必要なんだと思います。
4月19日(金)は、
ピッコロ × 1
フルート × 1
オーボエ × 2
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
アルト・サックス × 2
バリトン・サックス × 1
トランペット × 4
ホルン × 4
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 4(ストリング・ベース、パーカッション持替)
テューバ × 3
パーカッション × 4
そして私の計38人で合奏しました。
見学の方も含みます。
次の日曜練習が近づいてきました。
前回の日曜練習からの約1か月間、
第2部のプログラムを練習してきました。
今のペースでいくと1曲は零してしまいそうですが、
その曲は1月の本番で演奏経験があるので、
よしとしたいと思います。
このところ「縦の線」の一致により注力してきました。
リズム感にちょいと余裕を持たせるため、
まずはテンポを落として稽古し、
そのあとでテンポを戻してという練習を繰り返してきました。
楽曲練習の王道中の王道と言ってよいかと思うこの練習、
やはり効果は絶大です。
日曜練習に臨む準備はかなり進んだと考えています。
そんな訳で、
次の日曜練習では、
いよいよ「全曲ぶっ通し」してみたいと思います。
臨時記号2024年4月13日
4月12日(金)は、
フルート × 4
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 5
アルト・クラリネット × 1
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
トランペット × 3(フリューゲル・ホルン持替)
ホルン × 4
トロンボーン × 4
ユーフォニアム × 3(パーカッション持替)
ストリング・ベース × 1
パーカッション × 3
そして私の計34人で合奏しました。
見学の方も含みます。
気になったのは臨時記号への対処です。
臨時に付いた#や♭は、
当該小節の当該オクターヴに対して有効。
楽典の基本中の基本ですが、
理屈として知っているのと、
実際の演奏で対処するのとは別物ですな。
楽譜に慣れ親しんでおけばそんなに難しいことではないと思いますので、
慣れ親しんでほしいなと思います。
長年、阪急電車のお世話になってきました。
今を遡ること50年以上前。
北千里に住んでいた私は、
親にせがんで阪急千里線で北千里と梅田の間を行ったり来たりさせてもらいました。
先頭車両の先頭座席を占領して。
当時は北千里~梅田間の駅名を全て覚えていました。
鉄分の多いガキだったのです。
高校時代はホルンの先生の自宅のある芦屋川に、
月イチくらいのペースで通ったでしょうか。
重いホルンを抱えて。
社会人になって、
大阪への通勤は殆ど阪急でした。
名車と言われた6300系特急に乗った時期が一番長かったと思っていたのですが、
写真の9300系の方が長かったようです。
20周年のプレートが掛かっていますし。
9300系投入当時は9300~9302の3編成しかなかったのですが、
今では9310までの11編成が運行され、
京都線の主力となっています。
6300系は改造されて嵐山線で運行されていたり、
「京とれいん」で走ったりしています。
時は流れました。
『スター・ウォーズ』『E.T.』等、
ジョン・ウィリアムズの作品を浴びるほど聴いてきた私ですが、
『ハリー・ポッター』の音楽ももちろんその一つです。
現在、『交響組曲「ハリー・ポッターと賢者の石」』を練習中ですが、
聴き馴染みのある楽曲ばかりです。
一部、「クィディッチ」のシーンの音楽など、
「聴いたことあったかなぁ~」という感じでしたが、
先日テレビで放送されたのを観て、
「そういえば、聴いたことあったなぁ~」と思い出しました。
どこをとっても美しい曲ばかりですが、
中でも、
リハーサル番号180~187の8小節間が特に好きです。
たった3つの和音しか使っていません。
そのうちの1つは1拍だけ、
残りは2つの和音がひたすら繰り返されるだけなのに、
抒情的効果が抜群です。
舌を巻いてしまいます。
スギ花粉飛散のピークが過ぎて、
今はヒノキ花粉の最盛期と言われています。
困ったことです。
今年は特に花粉が多いと言われていたので、
早めに対策を始めていました。
私の場合は薬を飲むわけではなく、
外出時のマスク・ゴーグル型眼鏡着用です。
まだ花粉症の時期が終わった訳ではないので、
こんなことを書くのは危険かも知れないのですが、
敢えて書きましょう、
今年は断然マシです。
箱ティッシュを持ち歩いたのは2回だけ。
その2回にしても、
使った枚数は1~2枚程度でした。
やはり吸い込む量を減らしたり、
目に直撃を受けないようにするのは重要なようです。
つい先ほど、
物置の除湿剤入れ替えのため、
ちょっとだけ庭に出ました。
すぐ済むのでマスクをしなかったのですが、
てきめんにくしゃみが暴発しました。
私にとってさらに重要なのが服装。
厚着し過ぎないようにすることです。
気温が高いのに冬用の衣服を着ていると、
暑さが身体に籠ってしまい、
それが原因でくしゃみが暴発することがよくあります。
「温度過敏」というらしいです。
朝はヒンヤリするのでついつい厚着したくなるのですが、
昼の温度上昇を見越してグッと我慢すると、
一日を通してアレルギー症状があまり出なくて済みます。
私は指揮者なので、
あまりしたくはないけれどもマスクをかけて指揮もできます。
が、弦楽器や打楽器を除いて、
管楽器の方はそうはいきません。
なんとかしのいでくださることを祈ります。
などと上から目線で書いていますが、
私もいつ何時あの苦しみに逆戻りするか分かりません。。。
意外にも2024年4月5日
4月5日(金)は、
ピッコロ × 1
フルート × 4
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
アルト・サックス × 1
テナー・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
トランペット × 6(フリューゲル・ホルン持替)
ホルン × 3
トロンボーン × 3
ユーフォニアム × 2(パーカッション持替)
テューバ × 2
パーカッション × 4
そして私の計35人で合奏しました。
新入団の方、
見学の方も含みます。
今日のメインは『アース・ウインド&ファイアー・メドレー』
メドレーの最初に難しいのが来ると、
そこに注力するばかりで、
後半を疎かにしてしまいがちです。
『アース・ウインド&ファイアー・メドレー』はその顕著たる例で、
トップに来る「宇宙のファンタジー」に注力しがちです。
なので後半の「セプテンバー」「レッツ・グルーヴ」から練習を始めました。
それから「宇宙のファンタジー」に戻ったのですが、
割と練習してきた「宇宙のファンタジー」でも練習不足な箇所が見つかりました
一つ一つクリアしていかなければなりません。
ある一つの演奏会に、
似た傾向のものが寄り集まること、
結構あります。
私の印象に強く残っているのは、
ホルストの『木星』をやった演奏会で、
冒頭の木管の音型がよく似たスパークの『ディヴァージョンズ』をやったこと。
不思議な類似やなぁ~と思ったものです。
今回、
EW&Fの『セプテンバー』で、
アルト・クラリネットとサックスの皆さんに、
「Bring out」という指示が出てきます。
実は『ハリー・ポッター』のホルンにも書いてあります。
(アルト・サックスとテナー・サックスのCueにも)
ホント、不思議と被るのです。
この「Bring out」という言葉が気に入ってしまい、
合奏でしばしば、
「そのパッセージ、Bring outで!」
とかなんとか言ったりするのですが、
伝わっているでしょうか?
「抜け出して聴こえるように」という意味です。
3月31日(日)は、
右京ふれあい文化会館の創造活動室をお借りして、
今年初の日曜練習を行いました。
ピッコロ × 1(フルート持替)
フルート × 3
バスーン × 1
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 2(ソプラノ・サックス持替)
バリトン・サックス × 1
トランペット × 6(コルネット、フリューゲルホルン、エレキベース持替)
ホルン × 4
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 3(ストリング・ベース、ピアノ、パーカッション持替)
テューバ × 2
パーカッション × 3
そして私の計38人で合奏しました。
見学の方も含みます。
(お昼休みの情景)
この日を目指し、
金曜練習でプログラム全曲に少しずつ当たっておき、
日曜練習で練度を上げると目論んでいました。
が、ここ2か月くらいで練習できたのは、
第1部の3曲と、
最近決まった2曲だけでした。
そんなこんなで、
3月31日はこれら5曲を中心とした練習にしました。
それぞれの楽曲を小返して、
それぞれを通しました。
5曲でこういった取り組み方をして、
私も楽員の皆さんも相当疲れてしまいました。
ただ、
残る第2部6曲も経験だけはしておきたかったので、
ひと通り練習はしました。
※※※
もう十数年前のことです。
当時の実行委員の方々のリクエストで、
日曜練習では全曲をぶっ通すことになりました。
当初、
私はこの取り組み方に懐疑的でした。
音が荒れてしまうことを心配したからです。
しかし、
何度か全曲ぶっ通してみると、
本番シミュレーションに繋がっていると感じ始めたのです。
ですので今年度も日曜練習全曲ぶっ通しをやるつもりですが、
3月31日はまだその段階ではない、
と思っていました。
と同時に、
全曲ぶっ通しの価値を再認識もしました。
※※※
個人的なことですが、
疲れて眠くなったときにどうするか?
例えば、
ピアノの稽古をしていて猛烈な睡魔に襲われたら?
指が絡まり倒して何を弾いているのか訳が分からなくなります。
そんなとき、
私はピアノを辞めて筋トレします。
目が覚めます。
それでも眠いなら、
諦めて昼寝。
※※※
日曜練習に戻りましょう。
午後2時か3時くらいまで細かい練習をしたら、
疲れすぎて細かなニュアンスを練習するのはしんどくなってきます。
それならいっそのこと、
全曲ぶっ通ししてしまった方がいいんじゃないかと。
(ぶっ通し=筋トレみたいな文脈になってますが…)
4月5日(金)からの4回の金曜練習は、
第2部6曲を中心に稽古していきたいと思います。
4月末の日曜練習はそれらを中心としつつ、
ぶっ通しも視野に入れた方がいいかな、
などと思案中です。
3月29日(金)は、
フルート × 2
E♭クラリネット × 1
B♭クラリネット × 4
バス・クラリネット × 1
アルト・サックス × 1
バリトン・サックス × 1
ホルン × 3
トロンボーン × 5
ユーフォニアム × 2
テューバ × 1
パーカッション × 5
そして私の計27人で合奏しました。
見学の方も含みます。
先週金曜日はテレワークで京都に居たにもかかわらず、
仕事が忙しくて練習に行けませんでした。
仕事が忙しいを言い訳にしてはいけないとは思うのですが、
これが事実でした。
先週より今週の方が年度末の忙しさが募る筈でしたが、
意外にも早く仕事を片付けることができて、
なんとスタジオ入りは一番でした。
難しい楽曲ばかりですが、
日曜の練習はどんな感じになることでしょう。
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